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2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

一味違う宅間守・前上博・小林薫他「殺人者はいかに誕生したか」長谷川博一著

2012年05月20日 | 書籍

殺人者はいかに誕生したか―「十大凶悪事件」を獄中対話で読み解く
クリエーター情報なし
新潮社


この本は臨床心理士とゆー立場の人がヒトゴロシ当人との対話から引き出せた 新聞やネット情報や他の色んな書物には見当たらなかった 情報が書かれています
道義的にも感情的にも走ることなく 淡々とちょっと一味違うのです

へ?宅間守ってこんなしおらしいことゆーたりすんのんか?ってしょっぱなからちょっとビックリします
僕個人として一番気になったのは 前上博さんがいかに 窒息フェチになっていったかでした
宮崎君だけは臨床心理士の先生が来よーがブレることなく相変わらずなんですけどね~

目次からオールスター総出演とゆー感じで なかなか豪華でお得感があります

「なりたくてこんな人間になったんやない」
大阪教育大学附属池田小学校事件   宅間守

「私は優しい人間だと、伝えてください」
関東連続幼女誘拐殺人事件    宮崎勤

「ボクを徹底的に調べてください」
大阪自殺サイト連続殺人事件  前上博

「私のような者のためありがとうございます」
光市母子殺害事件

「一番分からなければいけない人間が何も分からずにいるのです」
秋田連続児童殺人事件  畠山鈴香

「常識に洗脳れた人間に、俺のことが理解できるかな?!」
土浦無差別殺傷事件   金川真大

「私は小さい頃から『いい子』を演じてきました」
秋葉原無差別殺傷事件  加藤智大

「命日の11月17日までに刑を執行してほしい」
奈良小一女児殺害事件  小林薫



長谷川 博一(1959年5月10日 - )

長谷川 博一 公式サイト

アスペルガー症候群

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして (みき)
2012-09-21 23:07:44
なかなかお得なラインアップですね。
殺人実録物は好きですが、これは知りませんでした。
色いろ、参考になるブログを見つけてうれしいです。
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はじめまして (よしはら)
2012-09-22 07:23:56
すみません こんなんで
図書館で借りたものです
この本は なかなかお得なのですが
収録人数の関係で 一人一人のページ数が少ないのですね
できれば一人一冊で長谷川 博一の著作で読んでみたいですね
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さっそく、読んでます (みき)
2012-09-22 16:37:14
今日図書館で見つけて、読んでます。
確かにページ数少なくて物足りないですね。
でも、宅間守については、あまりこういう分析がなかったので。興味深いですね。

世間に誤解されて大変だったろうな~
返信する
たいへん (よしはら)
2012-09-22 23:39:23
今でもこの本のことはよく覚えています
宅間さんは お父さんのインタビューがあった本が印象深かったので その話とこの本を合わすと ある程度人物像が見えそうになってきますが ここで小松左京の妹さんのインタビューでもあれば もっと見えてきそーなんですがね
とにもかくにも この本は面白い方面から突っ込まれてるので興味深かったです
それでも 全くブレの無い宮崎さんは チャンピオンの座は譲らないですな
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読了しました (みき)
2012-09-23 21:00:21
宅間守の執行の速さは、異例でしたね。個人的には、事件が風化されるのが早すぎて、いいのかななんて思ったけど。

宮崎勤は、鑑定結果が違いすぎて、長谷川先生の分析でも、ちっともわからない・・・。この人も収集癖をからして、アスペルガーだったんじゃないかとも、思いました。

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Unknown (よしはら)
2012-09-23 23:41:08
宮崎さんは「夢の中 いまも」とゆー本が
http://blog.goo.ne.jp/tagomago1021/e/77899b570cc097800f64b8107a23a241
???????で面白かったです
対人をなんとかしょーとかそーゆーのが丸っきり欠落しているのは 
何かがあったからなのか それも不明
僕はヒトゴロシの人たちは なんで そーゆーことができたのか不思議なので追いかけてしまいます
返信する
不勉強で・・ (みき)
2012-09-26 00:27:48
宮崎さんの本は知りませんでした。「霧の中」は読んだのですが(笑)
私が、殺人鬼の本を読むのは、怖いことを知りたいのかも。はっきりすれば、恐怖も薄まるような。
それから、春日武彦さんの著作で、「バッド・テイストにひかれるのは、死に対する躁的反応だろう」という自己分析があって、私もそうだなと納得しています。
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Unknown (よしはら)
2012-09-26 08:24:54
「霧の中」も傑作本でしたね

>死に対する躁的反応だろう

自分は 分析とか あんまししないので よくわかりません
単なる興味本位です なぜ興味があるのか も よくわかりません
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