
傑作とゆーのは世の中に存在するものであります
この歳になるまで生きていてヨカッタべ〜と思うのであります
ある程度、経験知識が堆積していくと色んな刺激に慣れ
色んな書物との出会いも面白味が薄れ退屈に辛抱とゆーことにもなってくるものです
そーゆールーティンな巡り合わせを飴村行先生は一気に解消して下さいました
粘膜蜥蜴
前作 粘膜人間 から一気に上昇気流や追い風に乗って
ジェットコースターのやうな冒険活劇が展開されます
そして当然ながらエログロのカオスと戦時中風味
おまけに現代的漫才のボケ突っ込み随所に盛り込まれ
ラストにかけては探偵小説の穴倉に真っ逆さまに落下傘部隊で落ちていく感じです
素敵です
登場人物も物語も会話センスも全てが突出してリミッター振り切っています
どこをどーすればこのやうな発想が捻り出せるのか摩訶不思議
色んな書評を目にすると、これがピークであり頂上らしーので
たっぷり4日間かけて堪能した後は
今後の作品を地味に読み進めたいと思います
とりあえずは全作制覇ですな
飴村行先生はそーゆー作家さんなので
ついていきます
![]() | 粘膜蜥蜴 (角川ホラー文庫) |
クリエーター情報なし | |
角川書店(角川グループパブリッシング) |
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