すそ洗い 

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2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

星島貴徳被告 平成20年4月19日の行動

2009年01月14日 | ヒトゴロシ

12分の休廷を挟んだ午後4時20分、法廷が再開した。検察側による被告人質問は、東城瑠理香さんを殺害した翌日の平成20年4月19日の行動に移った

 検察官「あなたは4月19日、仕事は休みでしたね」

 星島被告「はい」

 検察官「何時ごろ起きましたか」

 星島被告「午後だったと思います」

 検察官「起きたのは、何がきっかけでしたか」

 星島被告「チャイムか、ノックです」

 検察官「誰が来たと思いましたか」

 星島被告「警察です」

 検察官「この時、部屋を徹底的に調べられたらどうなると思っていましたか」

 星島被告「逮捕されるとわかっていました」

  検察官「それで、あなたはどうしましたか」

 星島被告「玄関で話した後、部屋の中を見てもらって警戒を解こうと思いました」

 検察官「怪しまれないように?」

 星島被告「はい」

 検察官「あなたは、チャイムかノックに、すぐ出ましたか」

 星島被告「着替えていたので少し時間がかかりました」

 検察官「ドアを開けると誰がいましたか」

 星島被告「刑事が2人いたと思います。1人だったかもしれません」

 検察官「マンションの廊下はどういう状況でしたか」

 星島被告「鑑識をしている雰囲気でした。ビニールが敷かれ、足跡を採取している様子でした」

 検察官「刑事は何と言いましたか」

 星島被告「『寝ていましたか?』と言いました」

検察官「あなたは何と応じましたか」

 星島被告「事件のことを聞かれ、適当に返答して、刑事を部屋に入れました」

 検察官「『部屋を見せてくれ』といわれる前に、自分から『部屋を見てくれ』と言ったのですか」

 星島被告「はい」

 検察官「それは、なぜですか」

 星島被告「そうした方が簡単に(部屋を)見られて、終わるだろうと思いました」

  検察官「刑事は冷蔵庫やクローゼット、ベッドの下の段ボールは見ましたか」

 星島被告「見ませんでした」

 検察官「浴室は」

 星島被告「見ました」

 《浴室はこの日の未明、東城さんの遺体を運び、包丁などで解体をした場所だ》

 検察官「刑事は、何かに気付きましたか」

 星島被告「いいえ。きれいに洗って掃除しましたから。筋肉や血の筋がないようにしました」

 検察官「この時、刑事から写真を見せられましたか」

 星島被告「はい」

 検察官「どんな?」

 星島被告「東城さんがエレベーターに乗っている写真でした」

 検察官「その時、誰かわかりましたか」

 星島被告「わかりませんでした」

 検察官「覚えてなかった?」

 星島被告「はい」

 検察官「それで、あなたはどう考えましたか」

 星島被告「最初に(東城さん宅の)916号前で見た人と違うと思いました」

 検察官「それで、刑事に何と言いましたか」

 星島被告「(写真は)『本当に916号室の人ですか、私がみた人と違いますが…』と答えました」

 検察官「刑事は何と言いましたか」

 星島被告「『あなたがみたのは、お姉さんの方ではないか』と言いました」

 検察官「どう思いましたか」

 星島被告「『2人で暮らしていたのか。それであんなに早く警察が来たのか』と、前日夜の事が一度にわかりました」

 検察官「ターゲットは本当は誰でしたか」

 星島被告「お姉さんの方だったと思います」

 検察官「お姉さんが先に帰宅していれば、お姉さんを拉致しましたか」

 星島被告「そう思います」

 検察官「おそらく殺していましたか」

 星島被告「そう思います」

 検察官「刑事は何分くらいで帰りましたか」

 星島被告「20分くらいだと思います」

 検察官「部屋はざっと見ただけですか」

 星島被告「はい」

 検察官「19日の午後、あなたは外出しましたね」

 星島被告「はい」

 検察官「何時ごろですか」

 星島被告「3時か4時ごろです」

 検察官「何のために外出したのですか」

 星島被告「靴を買うためです」

 検察官「なぜ、靴を買おうと思ったのですか」

 星島被告「マンションの通路で鑑識が足跡を採取していると思ったので、普段はいていた靴を処分して、新しいのを買えば、普段はいていた靴の持ち主が不審者ということになると考えました」

 検察官「どこに買いに行ったのですか」

 星島被告「豊洲のホームセンターの2階の靴屋です」

 検察官「マンションの1階はどういう様子でしたか」

 星島被告「刑事がたくさんいました」

 検察官「何をしていると思いましたか」

 星島被告「現場を調査していると思いました」

 検察官「マンションを出るとどんな様子でしたか」

 星島被告「マスコミがたくさんいました」

 検察官「それで、どうしましたか」

 星島被告「取材に応じないと不自然かと思い、インタビューに答えました」

 http://jp.youtube.com/watch?v=oqAa4UTn0aY

 検察官「どんな事を話しましたか」

 星島被告「『刑事に写真を見せられた』とか『(東城さんは)ホステス風に見えた』とかです。『事件の事は何も知らない』と適当な事を言いました」

 検察官「どういう態度でインタビューに応じたのですか」

 星島被告「怪しまれないように、普通を装いました」

 検察官「あなたはカメラの前で笑ったりしていましたよね」

 星島被告「…そんなこともありました」

検察官「マスコミや捜査員がいたのを見て、あなたはどう思いましたか?」

 星島被告「今の大きさのままでは(頭や手足、胴体を)到底、外に持ち出せないと考えました」

 検察官「では、あなたはどうやって死体を運び出して捨てようと思ったのですか」

 星島被告「もっと細かくすれば、トイレから捨てられるだろうと思いました」

 検察官「この靴以外に購入したものはありませんでしたか?」

 星島被告「ゴミ袋やバスタオルを買ったかもしれません」

 検察官「ほかにも洗浄剤を買ったのではありませんか?」

 星島被告「買ったかもしれません」

 検察官「どんなものでしたか」

 星島被告「パイプの詰まりをのぞくものです」

 検察官「なぜ、買ったのですか」

星島被告「排水溝に(遺体の一部などが)残り、汚れて臭いを出すのではないかと考えました」

 検察官「それ(臭いで)で犯行が発覚するのを恐れたのですね」

 星島被告「そうだと思います」

 検察官「9階に戻ってきたときに、だれかと会いましたね」

 星島被告「イスに座って、うつむいている(東城さんの)お姉さんを見ました」

 検察官「(お姉さんは)腕に何かつけていましたか」

 星島被告「『立会人』という緑の腕章をつけていました」

 検察官「3月に一度、916号室の扉の前で見かけた女性と思ったのですね」

 星島被告「はい。この女性だと思いました。これがお姉さんで、状況から他に可能性がないと思いました」

 検察官「(お姉さんは)どんな様子でしたか」

 星島被告「うつろでした。周りが見えないというか、神経が衰弱しているというか。そんな感じでした」

 検察官「あなたはお姉さんの様子を見て、どう思いましたか?」

 星島被告「…。『もう殺してしまっている。帰らないことは分かっている』。そんな自分の不安が気づかれやしないかと怖くて逃げるように自分の部屋に戻りました」

検察官「もちろん(お姉さんに)謝ることもしなかったのですね」

 星島被告「はい」

 検察官「謝ろうとも思っていませんでしたね」

 星島被告「はい」

 
 検察官「(犯行翌日の昨年4月)19日と、翌20日の夕方に警察官が(星島被告宅に)聞き込みに来ましたね」

 星島被告「はい」

 検察官「胴体が入った段ボールはベッドの下に置いていましたね。ベッドの下に他に段ボールはありましたか」

 星島被告「はい」

 検察官「警察官はどの段ボールを調べましたか」

 星島被告「一番右側(手前)の段ボールをあけました」

 検察官「そこには何が入っていましたか?」

 星島被告「CDやゲーム機です」

 検察官「そのときにあなたは警察官に何か言いましたか」

 星島被告「『こちらの段ボールも見ますか』と(胴体が入っている)段ボールを示しました」

 検察官「なぜ、そう言ったのですか」

 星島被告「あえて言えば(捜査員が)気力をなくすだろうと裏をかきました」

 検察官「その際、警察官はどんな反応でしたか」

 星島被告「『いいえ結構です』といいました」

検察官「浴室は、どの程度調べたのですか」

 星島被告「天井裏まで見たと思います」

 検察官「クローゼットは開けましたか」

 星島被告「開けたと思います」

 検察官「(頭が入れられた)パソコンの空き箱は見ましたか」

 星島被告「見ていませんでした」

 検察官「(捜査員に室内を調べられている際)あなたは、どういう心境だったのですか」

 星島被告「冷静を装おうとしていました。協力し、何もあやしくないようにしていた」

 検察官「報道をみてどう思いましたか」

 星島被告「危険だと。まだ血が残っていたのかと思いました」

 検察官「自分が疑われるのは時間の問題だと思ったのですね」

 星島被告「はい」

 検察官「肉はトイレに流すとしても、骨はどうするつもりだったのですか」

 星島被告「バラバラにして、どこかに捨てなければならないと思いました」

検察官「どんなことを考えましたか」

 星島被告「かばんに入れて、どこかへ捨てようと考えました」

 検察官「どんなかばんですか」

 星島被告「少しの大きめのかばん…。通勤用の緑色のかばんで、少しずつ外へ持ち出していけば大丈夫だろうと思いました」

 検察官「『大丈夫』というのは、警察に見つからないということですか」

 星島被告「はい」

 検察官「この日は何を解体したのですか」

 星島被告「足と手を…。バラバラにしました」

 検察官「なぜ、頭や胴体からやらなかったのですか」

 星島被告「頭には抵抗があったし…」

 検察官「それはなぜですか」

 星島被告「顔があるし…。胴体は内臓があるから…」

 検察官「一番、心理的抵抗の少ない手と足から解体することにしたのですね」

 星島被告「はい」




ここで、裁判長が閉廷を告げた。


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