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Marilyn Manson
本名:ブライアン・ヒュー・ワーナー(Brian Hugh Warner)、
1969年1月5日 -
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性的虐待の告発相次ぐマリリン・マンソン、被害者が語った暴行の一部始終
米モデルのアシュリー・モーガン・スミスリーンが、元恋人のマリリン・マンソンから受けたとする性的虐待と性的暴行の詳細をPeople誌に語った。
彼女は「この世でもっとも凶悪なモンスター」からレイプされ、殴打され、鞭打たれ、ナイフで切り付けられ、拳で口をふさがれ、防音室に閉じ込められ、血の誓いをするようそそのかされた、と告白。「恋愛関係の相手をレイプできる人がいるなんて思いもしませんでした」。People誌の動画の中で彼女はこう語った。「朝目が覚めたら相手が優しく体を重ねているのと、朝目が覚めたら体を縛られ、無意識の状態で犯されているのとでは全然違います。こっちは縛り上げられ、叫び声をあげて抵抗しているのに、相手はサディスティックに笑ったり、私の口をふさいだりするんですよ」
マンソンは広報担当者を通じてスミスリーンの告発を否定した。「彼女の話は嘘八百で、どこから答えたらいいのかわからないほどです」と、マンソンの広報担当者はローリングストーン誌に語った。「2人の関係は、関係と言えるならですが、1週間も続きませんでした」。スミスリーンいわく、交際は2010年から2012年まで続いたという。
スミスリーンは、女優のエヴァン・レイチェル・ウッドやエスメ・ビアンコをはじめ、マンソンを性的虐待で告発した十数人の女性の1人。ビアンコは先週マンソンをレイプと性的暴行で訴え、リリースされることのないミュージックビデオへの出演を餌に彼女をイギリスから呼び寄せたマンソンと元マネージャーのトニー・シウラ氏は性的人身売買法に違反している、と主張した。
スミスリーンの話では、2人は写真家のタイラー・シールズがマンソンに彼女の写真を見せたのが縁で2010年の夏に知り合った。マンソンは制作中への映画に出演しないかと彼女を誘い、ロサンゼルスのルーズベルトホテルで落ち合った後、ウエストハリウッドの自宅へ彼女を連れて行った。彼はトルストイやナボコフ、外国映画など知的な話題で彼女を魅了したという。彼女はマンソンの音楽を知っていたが、好きではなかった。さらに、BDSMといった彼の性的嗜好については知らなかったという。
同棲を始めると、マンソンの言動に変化が見られた。ある時裸でベッドに寝そべっていると、むきだしの背中を鞭で打たれた。マンソンはそれ以前からユダヤ系の血を引くスミスリーンに、ほんの冗談でナチスの紋章が彫られた手裏剣やナイフや鞭を持参してくれ、と頼んでいた。「もし私に使うつもりだと知っていたら、変だと思っていたはずです」と彼女は言った。また、鉤十字を象ったナイフで切りつけられたとも言っている。肋骨に切り傷を負ったほか、外腿に彼のイニシャルを刻印された。後者の傷はPeople誌に写真が掲載されている。また、彼はナイフで血の誓いを結ぼうとしたそうだ。「彼は私のお腹に傷をつけた後、血を飲みました。それから彼の血を私の飲ませようとしました」と本人。「彼に傷つけられるほど、彼のことがもっと好きになって、もっと彼に応えていきました」
彼女は記事の中で、最初の暴行と思われる出来事を詳しく語った。眠りから目を覚ますと両腕が縛られた状態で、マンソンから挿入されていた。「彼はずっとこう言っていました、『愛している人をレイプすることはできない』って」
「残忍なときでも、彼は時々ジョークを言って面白かった。でも時には、この世でもっとも凶悪なモンスターになるんです」と彼女は動画のなかでこう続けた。「彼はよく、『今すぐお前のことを殺せるんだぞ?』と言っていました」
交際が進むにつれ、暴力や虐待の度合いも増していった、と彼女は言う。傷つけられる回数も増え、レイプ中に鼻の骨を折られたこともあったという。別の時にはナイフを投げられ、もう少しで顔に当たるところだったそうだ。彼女が抵抗すると、マンソンは寝室のガラス張りの防音室、通称「お仕置き部屋」に彼女を閉じ込めた。100回以上はそこに閉じ込められたと本人は言う。マンソンが彼女に曲を演奏している最中、トイレに行きたいと言ったのが逆鱗にふれたこともあった。一度は6時間以上も軟禁されたとも語っている。押しなべて、彼は彼女の健康には無頓着だった。彼女の体重は一時期80ポンド近くまで落ち、意識を保つためにコカイン漬けにされたという。「私は栄養不足で、凍えていました」
「彼の他の被害者とも話をしたんですが、その子たちに『あいつの目的は何だったと思う?』と尋ねたんです」と、彼女は動画の中でこう続けた。「彼は多分私たちを自殺させたかったんじゃないか、ということで意見が一致しました」
「彼の他の被害者とも話をしたんですが、その子たちに『あいつの目的は何だったと思う?』と尋ねたんです」と、彼女は動画の中でこう続けた。「彼は多分私たちを自殺させたかったんじゃないか、ということで意見が一致しました」
昨年9月、彼女はウッドやビアンコの他、マンソンを性的虐待で訴えている他の女性たちと面会し、これまで体験した出来事を整理し始めた。本人曰く、強迫性障害と夜驚症と外傷後ストレス障害を患っているという。
ウッドやその他女性が2月に名乗りを上げて以来、レコード会社、ブッキングエージェント、マネージャーはそろってマンソンとの関係を断った。放映予定だったTV番組『American Gods』『Creepshow』への出演も打ち切られた。当時マンソンはInstagramに声明を発表し、告発は「現実をひどくゆがめている」と語った。
「(マンソンとは)ちゃんと話したことがありませんでした」と、自身が受けた虐待についてスミスリーンはこう語った。「話すことは許されなかったんです。彼に楯突いたことは一度もありません。そうすればさらに虐待と拷問を受けることになるとわかっていたから。私はただ、それを避けたかったんです」
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