ワイヤー (Wire)
- ピンク・フラッグ Pink Flag (1977年)
- チェアーズ・ミッシング Chairs Missing (1978年)
- 154 (1979年)
WIRE 幻のブートレッグ盤
「NOT ABOUT TO DIE(STUDIO DEMOS 1977-1978)」を公式リリース
2022年
Wireが、2022年、新たにリリースを決定した「Not About To Die」は、80年代初頭、アムネシア・レコードを通じて流通した非公式のブートレッグ盤でした。このカセットテープには、Wireが二枚目、三枚目のアルバム「Cheers Missing」「154」のために録音した幻の未発表曲が収録されていました。バンドは、当時契約していた”EMI”でデモ曲を録音し、内輪の人々の間で流通することを目的としてカセットテープとしてリリースされました。「No」というタイトルがつけられ、カセットテープらしい低音質でマニアックな作品として流通していました。
およそ四十年越しのレコードの公式リリースに際して、Wireは、元のデモテープのリマスターを行い、海賊版の元のカバーアートを一新しています。リマスターバージョンは、今年行われた"Record Store Day 2022"の一環として、先月、ヴァイナル盤として発売されていますが、今後はより一般的な形をとり、デジタル配信を通じリリースされる予定です。Wireのフロントマンであり、レコードレーベルの主催者でもあるコリン・ニューマンは、声明の中で、「誰もが音楽を消費したいとは限らない」というコメントを添えています。この発言の真意は、誰もがレコードショップに気軽に足を運ぶことが出来るわけではない、という主旨を示唆しているようです。
Wireの幻の海賊版「Not About To Die」のリマスター盤は、12inch Vinyl、CDの二形式で2022年6月24日にリリースされる予定。ポストパンクファンにとどまらず、ハードコアパンクファンも注目しておきたい作品となります。
CD Album (PF27CD)
- - Oh No Not So (Save The Bullet) (4th Demo)
- - Culture Vultures (4th Demo)
- - It's The Motive (4th Demo)
- - Love Ain't Polite (4th Demo)
- - French Film (Blurred) (4th Demo)
- - Underwater Experiences (4th Demo)
- - Stalemate (4th Demo)
- - Options R (5th Demo)
- - Indirect Enquiries V1 (5th Demo)
- - Chairs Missing (Used To) (5th Demo)
- - Being Sucked In Again (5th Demo)
- - Ignorance No Plea (I Should Have Known Better) (6th Demo)
- - Once Is Enough (6th Demo)
- - The Other Window (6th Demo)
- - Stepping Off Too Quick (Not About To Die) (6th Demo)
- - On Returning (6th Demo)
- - Former Airline (6th Demo)
- - Two People In A Room (6th Demo)
Stepping Off Too Quick (Not About To Die) (6th Demo)
Oh No Not So (Save The Bullet) (4th Demo)
Culture Vultures (4th Demo)
It's The Motive (4th Demo)
Options R (5th Demo)
Two People In A Room (6th Demo)
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