
THE ROLLING STONES 「ベガーズ・バンケット」Beggar's Banquet
ガイジンのレコードの4枚目の買い物、この時までは全くハズレなしです。
近所のレコード屋にはROLLING STONESのアルバムって、この4枚しか置いてませんでしたから、ほんと今思えばそのレコード屋ってスゴイよ。
ロックってエレキっぽいでしょ?
でも、STONESとかBEATLESって、アコギの使い方が絶妙に巧いんですね、スゲーロックっぺ~やつには必ずアコギがイイ位置にズコーンと入ってんの。
キース・リチゃードのあのギターのフレーズって、エブリ・ブラザーズのパクリやと思うんですけど、上手にロック的な展開に持っていってる
もちろんこのアルバムを初めて聴いた時は、全くそんなもんわからん阿呆なチューボーやから、「うゎ、うゎ、なんかモノスゲー!」としか思わんかった。
全面的にアコギでドーン!
「悪魔を憐れむ歌」の録音風景を延々と狙ったゴダールの「ワンプラスワン」に、その音の練り上げ方の秘密が明かされてんのかなー、って思ってんけど、肝心なとこやっぱり撮れてまへんねん、この曲って最初アコギ(ギブソン・ハミングバード等)だけのフォークっぽいやつで、普通のフォーク・ロックになっていって、いきなり最後のアフロバージョンなってんねんもん。なんでアフロに変わったんか、そこがやはりストーンズの社外秘なんか。ま、ゴダールのあんな大量のライトの中で「曲作りの要」なんか出せんわな~。ブライアン・ジョーンズのギターは完璧にミュート、完璧に窓際、悲惨。
このアルバムが初期のブルージーなR&Bバンドから、独自の道を歩む歴史的な1枚であることには間違いはないでしょう
僕は「NO EXPECTATIONS」以外の曲は全部好きです、あれだけはカットしてよかったんちゃう?
CDの時代になってから、永年没になってたジャケットデザインに変更されて幸福な時代になったもんでげすな。レコード時代はSTONES1ダサいジャケットでしたから。
![]() | Beggars BanquetThe Rolling StonesUniversal Japanこのアイテムの詳細を見る |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます