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「怪奇事件はなぜ起こるのか」小池 壮彦

2017年08月22日 | 書籍

「怪奇事件はなぜ起こるのか」
小池 壮彦


洋泉社


最近知った 小池 壮彦なる人物
初体験はこの書物から

不思議ナックルズ」(ミリオン出版)Vol.3~Vol.14に掲載されたものを加筆・再構成したらしーので
小池 壮彦もんの入門書にヨイのではないかと 

予想通り タイトルの「怪奇事件はなぜ起こるのか」とゆー疑問に対する回答は用意されていません

ネタは 興味のある順番からいくと
「山の上のホテル」
「夏川ミサエ」
「呪われたマンション」
「四谷怪談 終わらない祟りの連鎖」
「生き人形 前野博 の周辺」
「かぐや姫 解散コンサートの録音された声」
「宮崎勤事件は宮崎勤だけの事件か」
「酒鬼薔薇聖斗事件は少年Aだけの事件か」
「岡田有希子の死の闇」


そんな順位で
「山の上のホテル」のお話と「夏川ミサエ」の話がダントツにオモロかったが
他がイマイチ パンチに欠ける
特に 犯罪事件に関するやつは 確かにへんてこりんな事件だったが その調査や推理はムリヤリではないかと
確かに そーゆーに疑うのもオモロイんだろーが 整合性に欠けるとゆーか オチがわからんと投げ出すんはどーかとも思う

イマイチ小池 壮彦の立ち位置がよくわからない
怪談や事件を 信じているのか 肯定してるのか 疑ってるのか
調査して結果が 腑に落ちたのか
クールで客観的だとは思えないし
話をさらにややこしく 闇を広げてる気がする
そーした方がオモロイんやろーが

どーも腑に落ちません

特に「四谷怪談」あたりの邪推がね
一番の名優にて功労者の若杉嘉津子さまは90歳過ぎてまだ生きてらっしゃいますしね

とにかく 「山の上のホテル」と「夏川ミサエ」がオモロイので その二つを掘り下げた本を探した方がエエかな







怪奇事件はなぜ起こるのか
クリエーター情報なし
洋泉社

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