東平(とうなる)は、標高750㍍前後の山中に位置し、赤石山系の自然を借景とした自然環境に恵まれたところです。大正5年(1916)から昭和5年(1930)まで別子銅山の採鉱本部が置かれるなど、東平地域には銅山関連施設や生活関連施設が整備され、最盛期には約3,800人もの銅山関係者とその家族が住み、昭和43年(1968)の東平抗休止によって無人の地となるまで、山の町として賑わっていました。
東平は端出場(はでば)ゾーンに続くマイントピア別子第2期事業として開発され、平成6年6月2日にマイントピア別子・東平ゾーンとしてオープンしました。学校、病院、娯楽場、社宅などがあった往時の東平の様子を伝える歴史資料館、産業遺産を活用したマイン工房のほか、花木園、子供広場などが整備されています。また、東平小学校・中学校跡地には、教育研修宿泊施設である「銅山の里自然の家」も完成しています。~パンフより
駐車場(保安本部)マイン工房
広々とした子供の広場
標高750㍍
過去 電車庫、機械・木工作場 現在 東平歴史資料館
展示してあり実際に乗車してみた↑
素敵な銅製品
可愛い「ブランコ」に乗る銅製品の人形
散策コースへ
(インクライン)220段となった長大階段
長階段途中のこの桜だけ開花、そのほかの桜はかたい蕾でした
貯鉱庫跡
選鉱場 観光客とガイドさんで賑わっていました
索道停車場
シャクナゲが開花すると見事でしょう。まだまだ硬い蕾でした
これから施設跡を散策
1968年抗休止のため無人の地になり伸び始めた木々だろうか
まだ雪が所々に残っていた
銅山関係者とその家族生活を垣間見て、厳しく大変な生活だったと思われるが、お互い協力し、助け合い、苦楽を分かち楽しく暖かく幸せな生活だったことを感じた。この歴史遺産が大切に保存されることを祈る。
シャクナゲが満開のころまた行ってみたいと思う
登山道はかなり急勾配,カーブミラーと離合地は設置されているけれど運転には要注意。