映像大好き

レタッチの練習。日常の生活・楽しかった旅の想い出・美味しいもの・セピア色の大好きな写真をよりいきいきとさせたいな

中秋の名月

2009-10-05 | 風景

10月3日(旧暦8月15日)は一年でもっとも美しい月が見られるという夜。この夜に出る月は、中秋の名月といわれ各地で観月会などのイベントで楽しみにされている

待宵(まつよい)名月を待ちこがれる前夜
十五夜の前夜、8月14日の夜のこと名月の前夜、空には限りなく満月に近い月がかかります。明日もこんな風に晴れればいい。今夜のように美しい月が見られるといい。そんな願いを込めて名月を待つ夜を過ごしたのでしょうか。明日は雨かもしれないという心配も含まれていたのでしょう。その思いが「待宵」という美しい言葉を生みました

十六夜(いざよい)満月の翌日、十六日に出る月を「十六夜」といいます。「ためらう」「進もうとも留まろうともしきれないでふらふらとする」という意味の「いざよう」という言葉が元になった月。これは空を見上げたときにほのかに欠けた月の形に、満月の前なのか後なのか判断がためらわれるからということと、十五夜よりも遅い時間にためらいがちに昇ってくる月だからということ、二つの意味を併せ持つ言葉として使われてきました。現在よりも夜が遥かに暗い時代。月や星の明かりで人々は外を歩き、歌や楽器の遊びを楽しみました。特に満月とその前後の月は皓々と明るく美しく空を照らしていました。
 昔の人々にとっては、空を見上げて、月や星の美しさを愛でることは何よりの喜びだったのでしょう。月で暦をつくり、詩や歌をつくり、月は生活のごく身近に存在していました。

立待月(たちまちづき)十六夜よりさらに遅れての登場
十五夜が過ぎて2日、旧暦8月17日の月は「立待月」と言い習わします。十五夜よりも少し月の出が遅くなるため、「立って待っていると出てくる月」という意味でつけられたのです。

旧暦の月の名前は、ほかにも居待月(いまちづき)、寝待月(ねまちづき)、更待月(ふけまちづき)といった呼び方があります。それぞれ18日、19日、20日の月のことです。日が進むにつれて月の出が遅くなり座って待ち、寝て待ち、夜更けまで待ちしないと月が見られないということです。
  ~~美しい日本語帳(永岡書店)より抜粋

10月3日18時08分伊予灘方面の美しい夜景を見ながらの中秋の名月。月見団子に「坊ちゃん団子」を掲げてちょっとおふざけ。

坊ちゃん団子と中秋の名月

くるりんとライトアップされた松山城(クリックで拡大)
18時08分はまだくるりんもライトアップされていた

巷で話題のじゃこてんをカツに仕上げた「じゃこかつ」
ショップカーが中秋の名月の下にお目見え

3日と4日にはライトアップされた松山城で観月会のイベント。
3日の夜は名月を引き立てるためなのでしょうか、いつもあでやかな輝きを放つ「くるりん(観覧車)」は「中秋の名月」に一歩譲ってか、気がつくと消灯されていました。

高島屋「くるりん」イルミネーションV.冬

赤い三日月・8月26日へ(月の変化)



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