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但馬に吹くみどりの風 粟鹿山の麓に舞うオオムラサキ    

地球規模で自然と人間が共生できる社会を理想とし、全世界でその実現を追い求める多様な活動の情報を発信していく。

幼虫観察会

2017-05-23 21:20:22 | オオムラサキの飼育活動

朝から照りつける青空の下、恒例の幼虫観察会に、今年もあわが保育園の子ども達がやって来た。

午前中は3歳児の6人、午後は5歳児の8人。3本のエノキに11匹の幼虫。今年はエノキの葉の出方が弱く、

1週間ほど前にどの木も食べ尽くされてしまった。それで急きょ近くからエノキの枝を切ってきて裸で枝の中に差し込んだ。

しかし水がないため2~3日経てば葉はしおれ、カールがかかったように内側に丸まってしまった。その中にスポット潜り込んで隠れてしまった

モノもいる。

ソレやコレやで幼虫は探しにくくなり、果たしてどうなるかと心配していたが、一所懸命になって探してくれ、見つかると「先生、見つけた」と

声を張り上げていました。

エサが足りなくてひもじい思いをしていると思われるのですが、サナギになる準備に入った幼虫も見つかりました。頭を下にしてぶら下がっている。園児の一人が「コウモリみたい」と叫んでいたが、身体を上下にゆすって、ちじこもろうとしていた。背中の表面は生気を失い、黄色みを帯びてきていました。今年のサナギはやや小さめで、成虫(蝶)になっても、大きめのモノは期待できないかもしれない。夕方から明日の昼時までまとまった雨が降るという予報。例年より遅れたが、エノキも一息ついて新たな芽吹きを迎える。 


戻ってきた幼虫

2017-05-14 22:44:27 | オオムラサキの飼育活動

昨秋20数頭いた幼虫、ねぐらのエノキの葉が強風で吹き飛ばされ、ケージの中のこととはいえ、果たして元の木に戻ってこれるのか心配だったが、エノキの芽が出て1週間後の4月16日現在で、3本のエノキに5,3,4匹と合計12匹が登ってきてくれていた。

心配になるのが餌のこと。エノキの葉の付き方が、5月14日現在、今一つ心もとない。樹齢5年ほどの木だからいたしかたないかも。木の勢いに幼虫の数を合わせるしかない。ということで、葉付きの悪いのしかない鉢植えのエノキを1本ケージの中に補充した。

5月14日、ケージ周辺の草刈りを、男女4人の会員の参加を得て行った。作業風景の写真は自治協議会の職員の方が撮って下さいました。参加された全員で一足先に幼虫観察会をした。「大きいね」「かわいいね」と賑やかな声が飛ぶ。

地域の人たちを対象にした幼虫観察会は、22日(月曜日)の9時半から11時半です。お待ちしています。