但馬に吹くみどりの風 粟鹿山の麓に舞うオオムラサキ    

地球規模で自然と人間が共生できる社会を理想とし、全世界でその実現を追い求める多様な活動の情報を発信していく。

新生幼虫と夏祭り

2018-08-18 10:23:59 | メディアの紹介・批評

 

 7月下旬、十数頭の成虫から、数カ所の葉に卵が産み付けられた。多くて150個。8月中旬で発見できた幼虫は5~6匹。今年は飼育頭数を20頭以下に抑えた。予備にケージ外のエノキで10頭飼育した。そこで成長した幼虫を2頭を7月にケージに移した。同時に1メートル以下のエノキも移植した。今年は葉っぱの量はかつがつ足りた。さくねん、今年と移植したエノキが根付いていけば葉っぱの量が増えるので、来年度は飼育頭数が少しは増やせるのではないかと期待している。

 今年のふれあい夏祭りには、これまでの受け身的なDVD上映をやめて、手足を動かす弓矢遊び、肥後守という小刀使い、昆虫観察を採り入れた。これは主催者の自治協が子どもに焦点を当て、午後の時間帯に子どもランドという企画を導入されたことに対応して、我々の少年時代の野遊びを体験させてみてはどうかと考えて実行したものである。弓矢はこちらでつくったものを用意した。小刀使いでは黒文字の枝削りから入り、鉛筆削りにもっていった。削った鉛筆で手作りのオオムラサキの標本や虫かごのカブト虫などをスケッチさせようと考えていたが、その時間的余裕はなかった。また草笛づくりや木登りも考えていたが、スタッフ不足で無理だった。