前回記事に誤植がありました。エノキのAはエノキのBの誤りでした。訂正してお詫びします。
ほとんどがわずか2日間の間に、移動を終え、しかも脱皮を終えて、緑色の肌に変身していました。Bのエノキでは生き残れない、今がラストチャンスと判断し、別の木に移動する。この動物的本能は素晴らしい。残された問題は、昨年まで順調に葉を付けていたエノキBが、どうして枯死寸前の状況に陥ったかである。丹波の森公苑のエノキも3年前までは、似たような樹勢であった。ところがその時点を境に、息を吹き返したように、葉の数、大きさ、艶といい、一変した。地上の温暖化のためなのか、地下の根の突然変異のためなのか、調査研究課題である。