社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

長崎国体③!

2014-11-02 07:42:55 | Weblog

 第2戦目は静岡戦であり、対戦前から今大会の大きな勝負の分かれ目になる予感がしていた。それがまさに現実となったのである。 

 相手のエース英田は、朝日大の4年で長崎国体直前の日韓大学対抗では日本代表に選ばれたほどの実力者であり、前日の神奈川戦でも2点を挙げていて攻撃力の優れたカットマンである。 

 1番では大野と英田のエース対決であった。

 結果は1セット目の大接戦を17-19で落とし、2セット目は11-9で取り返したが、3セット目を10-12で落とし万事を窮した。 

 2番で出た北原は、相手の手を知るカットマン伴(慶応大)で過去の2回の対戦はいずれも勝利しており、順当に勝ってくれるものと思っていたが緊張のためか勝負は1-3で負け、試合は思わぬ展開で0-2と後がない状態となってしまった。 

 3番の星の相手は、駒沢大の内山で接戦が予想されていた。1セット目を奪ったが、相手の反撃に2・3セットを連取され、いよいよ後のない窮地に追い込まれた。しかし星の真骨頂はこれからなのである。 

 星は追い込まれた気持ちをバネに切り替え、4セット目は1点、5セット目は4点と相手を圧倒、逆転で勝利したのである。 

 つづく4番は、北原と英田との戦いであり、かなり勝つことは難しいと思っていた。

 北原は、緊張からか昨日と今日の1試合までいつものダイナミックさが無く心配していたが、逆に相手が強いためプレッシャーから解放されたのか、実に巧妙なカット打ちを見せ3-1でチームにとって本当に大きな勝利をもたらしてくれた。

 そして2-2となり、ラストの大野は伴に対して完璧なカット打ちをみせ、静岡戦を勝利し大きな2勝目を挙げ翌日の神奈川戦に予選リーグ突破の望みをつなげたのである。


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