専北男子のベスト16については昨日書いたが、少し詳しく分析してみたい。
まず1回戦は、強豪埼玉県代表の川越東だったが、1番で本間が2セット目をジュースの11本で切り抜け3-0で勝利幸先良いスタートが切れ、2番の吉田もやはり2セット目を12本で取りこれまた3-0で勝利、3番の本間・川合も2セット目を11で奪取そのまま3-0で勝利、チームはインターハイの初戦を1セットも落とさず3対0で勝利した。この完封の勝利は今大会の専北男子の勢いを象徴したかのようである。
つづく2回戦は、全国の強豪北海道尚志学園でありかなりの劣勢が予想され、1番で久保が3・4セット目を9・12本と接戦で落とし1-3で負け、2番の吉田は全てのセットでジュースや8・9本など大接戦を繰り広げたが2-3と惜敗後がなくなった。
しかしこれからが専北の反撃である。
本間・川合のダブルスは、セットを1-2とリードされ本当に崖っぷちに立たされたが、ここから踏ん張り4・5セット目をいずれも9本という大接戦の末まず1点目を挙げた。
4番の好調本間は、ダブルスの勢いのまま3-0で相手を圧倒、もっともよい形でラストの熊谷主将へと繋いだ。
5番の熊谷は1セットを奪ったものの3・4と逆に取られたが、ここからよく踏ん張り4・5セット目を連取3-2で勝ちチームをベスト16に導いた。
1回戦もそうだったように、今大会の専北男子は接戦に強く非常に粘り強い戦いを見せている。1番で負けた久保・2番で負けた吉田も必死に食い下がり簡単に1点を献上せず頑張ったことが逆転勝利につながったものだと思っている。
思えば7月31日~8月2日まで大船渡市民体育館で行ったインターハイ前の強化合宿では、野田監督を中心に白神コーチとハードだが綿密な練習を積み重ね、それに対して選手たちが一生懸命ボールに食らいついていく姿が印象的だった。
また、ダブルスでも本間・川合組が好調を維持しベスト16に進出しており、明日からの上位の戦いに挑むことになっており、臆せずぜひ上位を狙ってほしいと思っている。
*合宿中の専北男子(大船渡市民体育館)
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