笑いとばしたら、心も晴れるさ。

人生、山あり谷あり、壁に耳あり障子にメアリー、
結構毛だらけ猫灰だらけ、おしりの回りは…わりと綺麗っ!!

優しさは有難く頂戴するのがよいのです。

2013-06-16 14:20:30 | 日記
これは法事でお坊さんが話していた事なんだけど、
仏教に回向という言葉があります。
「回向院」とか聞きますよね。あの回向です。
ちなみに「えこう」って読みます。
意味を調べると、
自分の善行や功徳(くどく)を他に回し向けること。
って書いてあります。
ひらたく言うと、
自分が良い行いをして積んだ徳をあなたにも分けてあげる。って意味です。
まぁ我々のような素人さんwが「徳」って言われてもピンときませんが、
良い事をすると「ああ良い事したなぁ」って、
ほんの少し心が清々しくなるじゃないですか。
そういう清々しさって気持ち良いよなぁって思って、
良い事をいっぱいしてると何となく自分が善人に思えますよね。
自分を善人に思っちゃうと悪い事出来なくなって、
本当に善人になっていくのを徳を積むって考えれば、
私らみたいな一般人も理解できるのじゃないでしょうか。
んじゃあ、その徳ってのはどうやって人に分け与えるのよ?
そうですねぇ。まぁ徳ってのを「優しさ」と考えればいいのかな。
ちょっと違うかもしれないけど、
見返りを求めずに他人に優しくするような感じ?
人に優しくされれば優しくされた人の心も嬉しいし、
嬉しくなればやっぱりそこから優しさが生まれ、
また別の人に優しくなれる。
そんな優しさが廻り廻って自分のもとに返ってくる。
仏教で回向とは仏様が極楽へ成仏できるようにと供養する事ですが、
成仏した魂はやがて廻ってまたこの世に生まれて来る。
この世に生まれた魂はまた徳を積んで…以下同文w

お坊さんのお話は、
回向の精神は何もあの世の為のものではない。
あなたが人の為に損得を考えずに良い事をすれば、
いずれ誰かがあなたの為に良い事をしてくれます。
だから意地を張らず人の優しさを受け取りなさい。
優しさを受け取るという事はその人の為にもなるのですから。
という事でした。

たしかに優しさってのは人を変えますよね。
私も過去に優しさをもらって考えを改めた事あるから、
このお坊さんの話には納得できたなぁ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする