魂が幼稚

日頃老人と共に仕事をしていると、
老人の怒りの沸点の低さに驚く。
もう明日死んでもおかしくない年齢なのに、
何がそんなにおもしろくないのだろう？
人間、年を取ったからと大人になれる訳じゃないんだなぁ。
今の「現役の老人」って戦争で苦労した人たちではなく、
学生運動でなんかやたら血気盛んだった人たちだよね。
いる意味「命の保証がある暴力行為」に明け暮れて、
それを正しい事と誤認識した青春を過ごした年代だからね。
その後いろいろ苦労したかもしれないけどさ、
あたりめぇだよ！苦労しない人生送ってる奴なんか、いつの時代だっていねぇんだよ！甘ったれんなクソが！
と心の中で思っちゃうよねぇ（笑）
よくそういう人って魂の年齢が低いっていうけどさ、
今時の現役老人は、きっと戦争でいっぱい亡くなった後で、
地上が人不足になって送り込まれた「魂の新人さん」たちなんだろな。
だって今時の子の方が各界で凄い活躍をしてて、
尚且つ人格者だったりするじゃない？
学生運動に明け暮れてた爺さんたちは日本そのものを否定するけど、
今の子たちは世界に出ても凄く愛国心があると思う。
魂年齢の低い老人たちは、年金だ介護だと自分の心配ばかりなのに、
結構今の若い子たちはもっとグローバルに物事見てる。
でも、きっと私も含めた「魂の幼稚な年代」が一掃されないと、
本当に平和で穏やかな時代ってのはやって来ないのかもしれないなぁ。