田舎びと歳時記

花鳥風月、演歌と津軽に一筆啓上

冬芽

2011-01-29 15:27:38 | 私の歳時記


冬来りなば春遠からじ

この寒さ今少しの辛抱です。あと二カ月もすれば、待望の季節がやって来ます。
指折り数えてその時を待っています。

それにしても、寒い!とにかく寒い。津軽に行った頃は、こんなじゃなかったようですが。
帰ってきてからの方が、寒さが募るばかりのようです。

一月もアッという間にもう終わってしまいます。月日の過ぎゆく速さを表す言葉に次の
ようなのがあります。

一月は行き、二月は逃げ、三月は去る。

一月はもう行ってしまい、やがて訪れる二月は逃げるように過ぎゆき、三月はあっという間に
去っていってしまう。

そうやって、待ちに待った桜の季節も一瞬のうちに終わってしまう。
嗚呼、なんとはかないことか! 

我が家の庭先の梅の枝は少しほころびかけて来ました。日当たりの良い高枝には開花した
一輪の梅。通りがかりに見つけた紅梅はすでに色鮮やかに開花していました。

じっとその時の至るのを耐え忍びつつ待つのも、また味わい深くて、いいもんですね。
今は、早く春よ来い来いなんて言いません。

じっと、寒さに耐えつつ、じっくりと時を過ごしています。
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