一見、クールでカッコ良くて爽やかな「仁」さんに
≪人として≫感動しました。
それは・・・
あっ
その前に・・・(またかよ
)
主役というのは、ただ単に台詞が多かったり、出番が多かったり
○ャラが半端じゃなかったり
・・・
ただそれだけではないんです
当たり前ですが・・・
昔、ある大物役者さんと共演し色んな話しをさせて貰った時に
こんな印象に残る事を言ってました・・・。
「僕は思うんですよ・・・
僕も主役をさせて貰ったりしていますが
主役の立場にある俳優は、現場に入ると絶対に眠い・疲れたという事を言ってはいけないと思うんですよ!
全ての人に意識を向けて感謝して仕事をしないといけないとおもうんですよね・・・。
だから、人より少し高い○ャラを貰っているんですよ!!
むしろ、そのその為の○ャラと言ってもいいくらいですよ。」
その俳優さんは、その言葉通り現場では常に気を配り仕事をしてました
勿論、本人の出番があるわけだから言葉に若干の語弊はありますが・・・
ほんの少し、一言でいいんですよね・・・
冗談を投げかけてもいいし・・・
いじってもいいし・・・
現場での「仁」さんは、正にそんな感じの主役さんだったような気がします。
「JIN」の現場は確かにキツイ現場でした。
スタッフは寝る時間もなかったと思います。
そんなスタッフにたいしての気遣い・思いやりが
「仁」さんを見てると、多々ありました・・・
疲れたスタッフを見ると一声かけてやったり・・・
眠そうなスタッフはいじって笑いにしてやったり・・・
そして何より、いつも笑顔で挨拶なんだよなぁ・・・
簡単なようでけっこう出来ないんですよコレが・・・
そんな「仁」さんを見てると、俺はあの時の俳優さんの言葉を思い出し
「あぁ~一緒なんだなぁ・・・
主役なんだなぁ・・・」
と、ジンジン感じたもんでした
(いやいや・・・別にシャレたつもりはないけんど
)
おっと・・・
話しはまたまたソレましたが・・・
何の話しだっけ
・・・
あっ
スピーチの話しだ・・・
「仁」さんは壇上に上がり、話しを始めました。
一見、クールでカッコ良くて爽やかな「仁」さんに
≪人として≫感動しました。
それは・・・
先程も言いましたが、ほとんどと言っていいくらいスタッフの話しでした。
そして、何度も何度も言葉を詰まらせ
スタッフに感謝と労いの言葉を投げかけていました。
シ~ンとなった会場には鼻をすする音だけが響いています・・・
お察しの通り、俺はもうグチュグチュグズグズです
そして「仁」さんは最後に・・・
「お疲れ様でした
ありがとうございました
」
そう言って壇上から降りました。
その短く普通の言葉には、延べ4ヶ月に渡る撮影期間に込められた
「仁」さんの全員に対する心からの≪感謝≫の気持ちだったと思います。
『役者である前に人として一人前であれ』
そんな言葉が最高に似合う人だという事を感じた俺でした。
・・・・・・・・・・
あっ
そろそろ景品の話しにいかないとですね
・・・
じゃ~~いくかな
え~・・・そんなこんなで行なわれた景品も残り二つ
司会 「その一つ目は・・・」
頼む
次回に
※次回は終わりますよ