続の続の続

・・・・・景品も残り二つ





司会　　「その一つ目は・・・○○さんで～～～～す」






　　　　　


　　　　　　　ガックシ








もうかなりのショックと運の無さに・・・自分が恐い


しかし・・・


しかし景品は後一つ残っています


まだいける・・・イヤいく



俺の周りを見渡すと全員が景品を持っている。

当たってない人は・・・



　　　　　　　えっ




なんと俺の周りには、当たってない人は居ないのだ・・・


思わず・・・


俺はここで初めて確信したヒヒヒ・・・




　　　　　　　≪当たる≫





神は乗り越えられる試練しか与えない




でも残りは後一つ。

次で当たってくれないと、今まで俺に与えられた試練は

いったいなんだったのか・・・


そうなると・・・

もう乗り越えるとか越えないとかの問題ではなくなる・・・


ただの試練になる　・・・


おいおい・・それだけは勘弁してくれ


俺はそんなに強くないし、体力もない・・・


物忘れは激しいし・・・



　　　　　　　あっ

　　　　　　　物忘れといえば・・・





オット・・・

また横道にそれるトコだった

このシリーズは今日で完結しないと・・・





よっし　俺は腹を決めた



俺は神を信じる事にした


信じる者は救われる・・・








すると司会の声が・・・



司会　　「それでは最後の景品です」

　　　　　　






　　　　　　きた～～～～～～～～










　　　　　　

　　　　　　緊張が会場を包む　シ～～～～ン・・・

　　　　　　





　　　　　　マズイ・・・あり得ない緊張感が・・・

　　　　　　






　　　　　　少し余裕芝居をする俺・・・

　　　　　　（大丈夫・・・俺は神を信じたんだ）








司会　　「最後の景品は・・・・・」





　　　　　　


　　　　　　頼む











司会　　「・・・・・○○さんで～～～～す」








　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　







終わった・・・

何もかも・・・

真っ白だ・・・


完璧にノックアウトだ・・・


テンカウントもいらない・・・



即　タンカーだ・・・




神は・・・

神は俺を見放した・・・


ただの・・・


ただの試練に終わらせた・・・




意外な結末だと思いました？・・・

思い通りの結末だと思いました？・・・



打ち上げって、そんなに楽しいもんではないのだ





俺は、この試練を乗り越えられないまま二次会場へ・・・　　



すると



なんと神は・・・

俺を見放してはいなかったのだ




俺は・・・

二次会場で俺は「賞金」１つと「商品券」を２つゲットしたのだ


ハ～～～ハハハハ





いや～～～打ち上げって本当に楽しいもんですね～


みなさん　頑張りましょう

　　　　　・・・・・って、何が？？



　　　　　　　　　　　　　　－完ー



ほいたら