本日は、11月26日。
「いい風呂」の、日です。
知ってました??
風呂と言えば・・・
俺がまだ小さく、半端じゃなく可愛かった頃・・・ハハ
家の風呂はというと・・・・・「五右衛門風呂」だった。
薪を炊き風呂を沸かす。
頃合いを見て風呂に入る訳だが・・・
まず・・・
風呂の中に底板を浮かべる。
次に、風呂釜をまたいで底板の真ん中に足を置く。
そして、足を真ん中に当てたままゆっくりと底板を沈めていく。
バランスよく沈めないと、「クルンッ」と、底板が足から外れて上にポッカリと上がってくる。
底板が風呂釜の底に付いたら、「気を付け」の状態で身体をゆっくりと沈めていく。
正座か体育座りで座る。
一番緊張の一瞬だ
何と言っても「五右衛門風呂」だ
・・・解るかな??
ちょっとでも肌が風呂釜に当たろうもんなら・・・・・アチ~~~~ッ
現在のように、風呂釜にのんびりと寄りかかろうもんなら・・・それこそ大火傷だ
(従って、底板は必須な訳だ)
そして、湯が冷めてくると表に出てまた薪を入れる。
※ここで注意する事がある
あんまり薪を入れ過ぎると、湯が煮えたぎってそれこそ五右衛門の「釜茹」だ
シャレにならない
昭和30年代・・・
まだ、風呂がない家庭もあり、近所の人がよく俺の家に入りに来てたのを覚えてる
湯が冷めてくると、また薪を入れに行ってた記憶がある・・・。
と、そんなこんなで・・・
とにかく風呂に入るって事は、昔は必死だった訳だ
風呂での火傷痕のある人は、結構いたもんだ。
そんな訳だから、「風呂嫌い」の子供が増えたのも無理はない。
今じゃ、湯が冷めるなんて事は無く、いつでも入れる
温度調整も出来る
縦に長かった五右衛門風呂だったが、今じゃ横に長く、足も延ばせる
勿論、湯船に楽チンに寄りかかり「プハァ~~~」っと、のんびりと吉幾三かなんかを鼻歌っちゃう事も出来る
今ではスイッチ1つで「極楽な入浴」を当たり前のように楽しんでる訳だが・・・
今思えば、薪を割り・・・火をおこし・・・風呂に入るまでに1時間はかかったであろう昔の「恐怖の入浴」が懐かしい・・・・・
さてと・・・
のんびりと風呂にでも入るとするかな
本日は・・・・・「感謝の湯」って事で
※ところで・・・風呂スイッチの「殿様」って・・・・・何だありゃ??
昔っから疑問なんだけど・・・・・
ほいたら