暑い午後の中でシートを外して久振りのクルマの洗車をしましたが、暑いです。
ゲンコツで噴出す汗を拭きながらの作業ですが盆には使いますから室内の砂などの掃除でした、
この秋のモデルチェンジの噂が出てますが5月にディーラーで査定をしてもらい事実のトコロを聞いたがメーカーからは何も聞かされてないの返事でした
釣りと用事以外は乗らないから買い換えるのはダメ、と云われてます、
そう言えば年間5千キロ程しか使用しないから勿体無い様な思いもする、それより相方の方を買い換えるか
飽き性の小生だからバイクの乗り換えで我慢するか、まるでガキの心境です
*(チョキ)* *(チョキ)*
東京都の民話より
*(レター)* 牢の中の娘 *(レター)*
むかしむかし、一人の娘が両国橋のたもとに倒れていましたが、みんなは通りすぎるばかりで、だれ一人ふりかえろうとしませんでした。
娘のかっこうからすると、どうやら旅の巡礼のようです。
さて、もう日がくれかかろうとしているころ、四角い荷物をせおった、若い商人の男が通りすぎようとして、娘に気がつき立ちどまりました。
娘を見てみると、ひどく疲れた顔をしていますが、ほっそりとした顔立ちで、どことなく品のある娘でした。
「ああ、これはひもじゅうて、歩けんのじゃな」
その若者は直吉(なおきち)という、貧しい小問物商人でした。
娘がひもじくて動けないのが一目でわかったのは、自分も小さいときから、ひもじい思いをしてきたからです。
直吉は娘をかわいそうに思い、自分の長屋(ながや)へとつれて行きました。
そして、少しばかりのこっていたお米でおかゆを作ると、娘に食べさせようとしました。
ですが娘は、ひと口おかゆをすすると小さな声で、
「ありがとう」
と、いって、そのまま死んでしまったのです。
直吉は自分の貯金をみんなつかって、なんとか娘の葬式を出してやりました。
でもそのおかげで食べるものも買えなくなった直吉は、いく日もいく日も、ひもじい思いをしなければなりませんでした。
ところがある日の朝、直吉が起きてみると、ちゃんと朝ごはんのしたくができているのです。
そんな事が何日もつづいているうちに、娘の幽霊が、米屋や、八百屋や、魚屋に現れるといううわさが町に広がりました。
そして娘の幽霊がきたあとは、かならず店の品物が少しずつなくなっているというのです。
その話は、町中の評判になりました。
そしてついに、
「米も、野菜も、魚も、みんな直吉の家へ持っていくんじゃ」
「きっと直吉が幽霊をつかって、ぬすみをはたらかせているにちがいない」
と、いうことになってしまったのです。
それでとうとう直吉は役人につかまって、取調べをうけることになりました。
「そのほうは、幽霊をつかってぬすみをはたらく、妖術つかいじゃそうな。まこと、それにそういないか?」
「いいえ、とんでもございません! なんでこのわたくしに、そのようなおそろしい妖術などがつかえましょう」
「だまれ! 町の者が、さようにもうしておるぞ。うせた品々はみな、そちの家へまいっておるとな。世をみだす、にっくきやつじゃ。重いおしおきをうけるがよい」
直吉は罰として、何日も何日も、一人だけの暗い牢屋に放り込まれてしまいました。
ところがその直吉のとなりには、いつも巡礼すがたの美しい娘が、よりそうようにすわっていたという事です。
*(びっくり2)* おしまい *(びっくり2)*
ゲンコツで噴出す汗を拭きながらの作業ですが盆には使いますから室内の砂などの掃除でした、
この秋のモデルチェンジの噂が出てますが5月にディーラーで査定をしてもらい事実のトコロを聞いたがメーカーからは何も聞かされてないの返事でした
釣りと用事以外は乗らないから買い換えるのはダメ、と云われてます、
そう言えば年間5千キロ程しか使用しないから勿体無い様な思いもする、それより相方の方を買い換えるか
飽き性の小生だからバイクの乗り換えで我慢するか、まるでガキの心境です
*(チョキ)* *(チョキ)*
東京都の民話より
*(レター)* 牢の中の娘 *(レター)*
むかしむかし、一人の娘が両国橋のたもとに倒れていましたが、みんなは通りすぎるばかりで、だれ一人ふりかえろうとしませんでした。
娘のかっこうからすると、どうやら旅の巡礼のようです。
さて、もう日がくれかかろうとしているころ、四角い荷物をせおった、若い商人の男が通りすぎようとして、娘に気がつき立ちどまりました。
娘を見てみると、ひどく疲れた顔をしていますが、ほっそりとした顔立ちで、どことなく品のある娘でした。
「ああ、これはひもじゅうて、歩けんのじゃな」
その若者は直吉(なおきち)という、貧しい小問物商人でした。
娘がひもじくて動けないのが一目でわかったのは、自分も小さいときから、ひもじい思いをしてきたからです。
直吉は娘をかわいそうに思い、自分の長屋(ながや)へとつれて行きました。
そして、少しばかりのこっていたお米でおかゆを作ると、娘に食べさせようとしました。
ですが娘は、ひと口おかゆをすすると小さな声で、
「ありがとう」
と、いって、そのまま死んでしまったのです。
直吉は自分の貯金をみんなつかって、なんとか娘の葬式を出してやりました。
でもそのおかげで食べるものも買えなくなった直吉は、いく日もいく日も、ひもじい思いをしなければなりませんでした。
ところがある日の朝、直吉が起きてみると、ちゃんと朝ごはんのしたくができているのです。
そんな事が何日もつづいているうちに、娘の幽霊が、米屋や、八百屋や、魚屋に現れるといううわさが町に広がりました。
そして娘の幽霊がきたあとは、かならず店の品物が少しずつなくなっているというのです。
その話は、町中の評判になりました。
そしてついに、
「米も、野菜も、魚も、みんな直吉の家へ持っていくんじゃ」
「きっと直吉が幽霊をつかって、ぬすみをはたらかせているにちがいない」
と、いうことになってしまったのです。
それでとうとう直吉は役人につかまって、取調べをうけることになりました。
「そのほうは、幽霊をつかってぬすみをはたらく、妖術つかいじゃそうな。まこと、それにそういないか?」
「いいえ、とんでもございません! なんでこのわたくしに、そのようなおそろしい妖術などがつかえましょう」
「だまれ! 町の者が、さようにもうしておるぞ。うせた品々はみな、そちの家へまいっておるとな。世をみだす、にっくきやつじゃ。重いおしおきをうけるがよい」
直吉は罰として、何日も何日も、一人だけの暗い牢屋に放り込まれてしまいました。
ところがその直吉のとなりには、いつも巡礼すがたの美しい娘が、よりそうようにすわっていたという事です。
*(びっくり2)* おしまい *(びっくり2)*