昨日にOcnのハンゲームの将棋をインストールして遊んでますがアレってチャト式かなあ、 *(退屈)*
判らないまま勝負してますが負け知らずの連戦連勝です。 *(ニヤ)*
その前のパソコン相手のゲームでは中級での試合で四分六で私の方が負けてますから強い相手でないとネ、 *(ジロ)*
今日は何の日
8月25日 「歯茎の日」
毎月25日は、歯茎の日とされています。
歯茎といえば、「ゲーテの穴」を知っていますか。
上前歯の歯茎の骨部分に1㎝ほどの穴が開いていますが、これを発見したのが詩人のゲーテだったため、この穴はゲーテの穴といわれています。
*(OK)**(OK)*
福娘童話集より
*(レター)**(レター)* はなよめになりそこねたネコ
むかしむかし、あるところに、観音様につかえているネコがいました。
ネコは人間の花嫁を見るたびに、自分も美しい娘になって、人間のところへ嫁入りしたいものだと、いつも思っていました。
そこで観音様に、
「わたしを人間の嫁にしてください」と、たのんだのです。
「よし、わかった。おまえはこれまで、わたしによくつかえてくれた。おまえならりっぱな花嫁になれる。わたしがいい若者を見つけてやろう」
観音様は、いつもお参りにくる若者の夢枕にたって、
「あすの夕方、お堂の前にいる娘を嫁にするがよい」
と、言いました。
若者はよろこんで、すぐにこのことを両親に話しました。
すると、信心深い両親もよろこんで、次の日の夕方、若者といっしょに観音堂へ出かけました。
観音堂の前には、すっかり人問の娘に化けたネコが立っています。
「あの娘ではないか?」
「あら、なかなかの器量よしだこと」
三人は娘のそばへ行きました。
「だれか、待っているのかい」
父親がたずねると、
「はい、観音様のおつげで、ここに待っているように言われました」
娘が、はずかしそうに答えます。
見れば見るほど美しい娘で、若者もこの娘が気に入りました。
「じつはわたしも、観音様のおつげで、ここにいる娘さんを嫁にするようにと言われたのです」
「えっ、そんな・・・」
娘が、ポッとほおをそめます。
「どうだろう。うちの息子の嫁になってもらえないだろうか」
父親の言葉に、娘はこっくりうなずきました。
「よかった。それじゃ、さっそく話をすすめたいが」
「では、わたしの両親にも会ってください」
娘は三人をつれて、観音堂の裏手(うらて)へ行きました。
そこには、古くてりっぱな屋敷があって、年老いた娘の両親がいました。
「なんともありがたいお話で。だが、ごらんのとおりの貧乏家で、娘にはなにもしてあげられません」
「いや、仕度(したく)のほうは、いっさいこちらでいたしますから、もう、娘さんさえいただければ」
若者の両親は古い屋敷を見て、むかしは相当な家柄にちがいないと思いました。
若者と両親がもどっていくと、娘の両親は、すぐにネコの姿にもどって屋敷を出て行きます。
りっぱな屋敷といっても、よくよく見たら、もう何年も人の住んでいない空き家で、野良ネコたちの住まいになっていました。
娘に化けたネコは、すぐ観音様のところへ報告に行きました。
「おかげさまで、人間の花嫁になれそうです」
「おまえは、もう人間になったのだから、めったなことで、ネコのようなまねをするでないぞ」
さて、いよいよ婚礼の夜がやってきました。
約束どおり、若者の家では、花嫁の着物からカゴまで用意して、娘をむかえにきました。
古い屋敷の前には明かりがつけられ、人間に化けた野良ネコたちがいそがしそうにはたらいています。
やがて花嫁が出てきて、カゴに乗りました。
花嫁行列は、ちょうちんの明かりにかこまれて、しずしずと進んでいきます。
(これで、もう思い残すことはないわ)
カゴの中のネコは、心から満足しました。
花嫁行列が花むこの屋敷につくと、すぐに座敷で祝言が始まりました。
花嫁になったネコは、花むこのとなりに座って、ウットリとしています。
おごそかな謡(うたい→おいわいの歌)とともに、三三九度の盃がかわされ、花嫁が盃(さかづき)を口に持っていこうとした、そのときです。
ふいにおぜんの横へ、ネズミが出てきました。
そのとたん、花嫁は、
「ニャオーン!」
と、鳴くなり、ネコの姿になってネズミにとびついてしまったのです。
「なんだ、あれは!」
祝いの席に並んでいた人たちは、ビックリ。
花嫁の両親に化けていたネコや、人間になってついてきたネコたちも、すっかりあわてて、次つぎに、ネコの姿になって座敷をとび出していきました。
花嫁に化けていたネコは、どうすることもできず、ネズミをくわえたまま逃げだしました。
花むこや両親は、ぼうぜんとして、しばらく座っていましたが、すぐに花嫁の屋敷に向かいました。
ところが、観音堂の裏手には空き家になったボロ屋敷があるだけで、だれもいません。
「なんてひどい観音様だ!」
両親はカンカンにおこって、観音堂へは二度とお参りに行きませんでした。
花嫁になりそこねたネコに、観音様があきれていいました。
「あれほど、よく言い聞かせておいたのに。もう、ネコは決して、人間の嫁にはしない」
*(酔払い)*おしまい*(酔払い)*
判らないまま勝負してますが負け知らずの連戦連勝です。 *(ニヤ)*
その前のパソコン相手のゲームでは中級での試合で四分六で私の方が負けてますから強い相手でないとネ、 *(ジロ)*
今日は何の日
8月25日 「歯茎の日」
毎月25日は、歯茎の日とされています。
歯茎といえば、「ゲーテの穴」を知っていますか。
上前歯の歯茎の骨部分に1㎝ほどの穴が開いていますが、これを発見したのが詩人のゲーテだったため、この穴はゲーテの穴といわれています。
*(OK)**(OK)*
福娘童話集より
*(レター)**(レター)* はなよめになりそこねたネコ
むかしむかし、あるところに、観音様につかえているネコがいました。
ネコは人間の花嫁を見るたびに、自分も美しい娘になって、人間のところへ嫁入りしたいものだと、いつも思っていました。
そこで観音様に、
「わたしを人間の嫁にしてください」と、たのんだのです。
「よし、わかった。おまえはこれまで、わたしによくつかえてくれた。おまえならりっぱな花嫁になれる。わたしがいい若者を見つけてやろう」
観音様は、いつもお参りにくる若者の夢枕にたって、
「あすの夕方、お堂の前にいる娘を嫁にするがよい」
と、言いました。
若者はよろこんで、すぐにこのことを両親に話しました。
すると、信心深い両親もよろこんで、次の日の夕方、若者といっしょに観音堂へ出かけました。
観音堂の前には、すっかり人問の娘に化けたネコが立っています。
「あの娘ではないか?」
「あら、なかなかの器量よしだこと」
三人は娘のそばへ行きました。
「だれか、待っているのかい」
父親がたずねると、
「はい、観音様のおつげで、ここに待っているように言われました」
娘が、はずかしそうに答えます。
見れば見るほど美しい娘で、若者もこの娘が気に入りました。
「じつはわたしも、観音様のおつげで、ここにいる娘さんを嫁にするようにと言われたのです」
「えっ、そんな・・・」
娘が、ポッとほおをそめます。
「どうだろう。うちの息子の嫁になってもらえないだろうか」
父親の言葉に、娘はこっくりうなずきました。
「よかった。それじゃ、さっそく話をすすめたいが」
「では、わたしの両親にも会ってください」
娘は三人をつれて、観音堂の裏手(うらて)へ行きました。
そこには、古くてりっぱな屋敷があって、年老いた娘の両親がいました。
「なんともありがたいお話で。だが、ごらんのとおりの貧乏家で、娘にはなにもしてあげられません」
「いや、仕度(したく)のほうは、いっさいこちらでいたしますから、もう、娘さんさえいただければ」
若者の両親は古い屋敷を見て、むかしは相当な家柄にちがいないと思いました。
若者と両親がもどっていくと、娘の両親は、すぐにネコの姿にもどって屋敷を出て行きます。
りっぱな屋敷といっても、よくよく見たら、もう何年も人の住んでいない空き家で、野良ネコたちの住まいになっていました。
娘に化けたネコは、すぐ観音様のところへ報告に行きました。
「おかげさまで、人間の花嫁になれそうです」
「おまえは、もう人間になったのだから、めったなことで、ネコのようなまねをするでないぞ」
さて、いよいよ婚礼の夜がやってきました。
約束どおり、若者の家では、花嫁の着物からカゴまで用意して、娘をむかえにきました。
古い屋敷の前には明かりがつけられ、人間に化けた野良ネコたちがいそがしそうにはたらいています。
やがて花嫁が出てきて、カゴに乗りました。
花嫁行列は、ちょうちんの明かりにかこまれて、しずしずと進んでいきます。
(これで、もう思い残すことはないわ)
カゴの中のネコは、心から満足しました。
花嫁行列が花むこの屋敷につくと、すぐに座敷で祝言が始まりました。
花嫁になったネコは、花むこのとなりに座って、ウットリとしています。
おごそかな謡(うたい→おいわいの歌)とともに、三三九度の盃がかわされ、花嫁が盃(さかづき)を口に持っていこうとした、そのときです。
ふいにおぜんの横へ、ネズミが出てきました。
そのとたん、花嫁は、
「ニャオーン!」
と、鳴くなり、ネコの姿になってネズミにとびついてしまったのです。
「なんだ、あれは!」
祝いの席に並んでいた人たちは、ビックリ。
花嫁の両親に化けていたネコや、人間になってついてきたネコたちも、すっかりあわてて、次つぎに、ネコの姿になって座敷をとび出していきました。
花嫁に化けていたネコは、どうすることもできず、ネズミをくわえたまま逃げだしました。
花むこや両親は、ぼうぜんとして、しばらく座っていましたが、すぐに花嫁の屋敷に向かいました。
ところが、観音堂の裏手には空き家になったボロ屋敷があるだけで、だれもいません。
「なんてひどい観音様だ!」
両親はカンカンにおこって、観音堂へは二度とお参りに行きませんでした。
花嫁になりそこねたネコに、観音様があきれていいました。
「あれほど、よく言い聞かせておいたのに。もう、ネコは決して、人間の嫁にはしない」
*(酔払い)*おしまい*(酔払い)*