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安倍昭恵氏が名誉校長の森友学園「国有地払い下げ」問題
話題の安倍昭恵首相夫人は、毎朝「教育勅語」を唱え、日の丸の旗を振らせて「同期の桜」を歌わせる塚本幼稚園の名誉園長である。
塚本幼稚園系列の学校法人森友学園(大阪市淀川区)が、今春開講させる予定の「瑞穂の國記念小學院」のために買った土地が問題となっている。
森友学園籠池理事長は憲法改正を求めている日本会議大阪の役員である。「愛国心と誇りを育てる」と掲げている。
2010年、財務局が豊中市に公共随意で売却した国有地(9492平方メートル)は14億2300万円だった。
森友学園は豊中市が売却した隣地の僅か1割の価格で国有地(8770平方メートル)を取得していた。
国有地売却は価格開示が原則にも関わらず、本件だけ価格を非公開にしていた。
財務省によると、2016年5月、不動産鑑定士がこの土地を9億5600万円と査定した。
別の法人は「地下に生活ごみなどの埋設物処理費を2億5千万」と見積り、土地整備費用2億5千万を差し引いた7億円での売却を申し出た。
財務省は「7億では安すぎる」として売却に同意していない。
財務省による「(森友学園に対して)土中にゴミが埋まっていたので、8億円値引して1億3400万で売った」と説明いう説明では計算が合わない。
そもそも、法的に「生活ごみ」とやらを撤去する義務があるのか?そのまま校舎を立てても問題にはならないだろう。
安倍晋三政権と日本会議の癒着が疑われる本件は、純然と9割引で国有地を払い下げたという政府資産の窃取行為であり、「日本初の唯一の神道小学校」設立に向けた「斡旋利得罪」の可能性が益々濃厚になった。
・11年7月
別の学校法人7億円前後価格提示、財務局「価格が低すぎる」と断る
・13年6~9月
森友学園(「日本初で唯一の神道の小学校」で安倍昭恵名誉校長)が取得を要望
・16年6月
近隣の1割で売買契約成立
・9月
財務局売却額非公表決定
・17年4月 私立小学校開校予定
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