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トカゲの頭は爬虫類

2018-03-10 08:40:36 | 森友
 フジテレビでみんなのニュースに出演していた三浦瑠麗が近畿財務局職員の自殺について「この問題は人が死ぬほどの問題じゃない」と発言して、苦情が殺到している。

 裏読みすれば、有印公文書偽造は大問題なのである。職員は原本と遺書を残していたと言うので、抗議の自殺だと推測される。

 事の問題は一重にアベが自身の名前を冠し、極右教育を行う小学校を設立したいという野望に端を発している。そこで横車を押しに押して、国有地をサステナビリティなんたらとか、木質化なんたらとかの助成金を含めると、実質タダで譲渡するという契約に至った。
 林信光理財局長の時代に10年定期借地権という特例契約を結んだが、私学開設には土地を所有していなければならず、迫田英典理財局長・武内良樹近畿財務局長の時にゴミが9.9mも埋まっていると虚偽を弄して8億円の値引きを引き出した。

 その交渉過程は森友学園代理人である酒井康生弁護士・池田靖統括官・施工業者の音声データが露見して明白になっている。

 今回、アベが「自身と妻の関与があれば辞任する」と啖呵を切った都合上、決裁文書の調書部分から「本件の特殊性に鑑み」などの文言を削除したことから、有印公文書偽造ということで騒ぎになっている。
 朝日新聞が指摘したのは、財務省の決裁文書であり、毎日新聞が指摘したのは国土交通省の文章であり、日刊ゲンダイが指摘しているのは加計学園岡山理科大学獣医学部新設関連の文章である。

 であるから、単に財務省理財局の問題に留まらない。
麻生は昨日の会見で「自分も佐川氏も悪くないけど、辞めるというのでしょうがないから辞めさせて、3ヶ月20%の減給にして懲戒にする。私は悪くないので当然辞任しない」ということを横柄な態度で述べた。辻褄合わせたのために、国会に提出する公文書を偽造する事が常態化してしまえば、明文化を基礎とする近代国家の前提が崩れてしまう。

 つまり、トカゲの頭が問題なのである。麻生は昨日、有無を「ゆうむ」と読んだそうだが、言いたくないが知性に問題がある人物なのである。漢字をまともによめないのは麻生だけでなく、アベも同類である。

 アベ麻生の国家の私物化の根底には、彼らが天皇の縁戚だという事実がたゆたっているのである。家柄に人が集い、その人物を押し上げるのである。人物自身の評価ではなく、ましてや人民の代理人と成うべき人物でもなく、むしろその真逆で、家柄が優れているが故に苦労も知らず、故に人民の苦悩を知ろうともしない人物がリーダーとなっている。

 アベ麻生が漢字が読めないというのは知能の問題もあるのだろうが、その置かれた環境ゆえに、純粋に人から教えを請うて学ぼうという虚心坦懐さがなく、回りに人もある程度強制的に基礎学力を教えようとしなかったのだろう。もっともアベの家庭教師だった平沢勝栄によれば、教えてもダメだったらしいのだが。
 欧州の貴族社会では母国語のみならず複数の主要外国語を操れなければ、貴族社会から排除される。ところが、日本社会では母国語が最低水準にも達していない人物が国家のトップ2に居座っているのである。

 しかも、愚か者なりの純粋さで善政を敷くのならまだしも、自身の地位を永続させるために、隷米志向を強め、増税を繰り返し、更には憲法を改竄して人権を剥奪することを狙っている。

 直近ではTPPへの批准が行われているが、麻生自身が水道の完全民営化(外資化)を提唱している。アベ内閣としては種子法改正により農業分野も外資へ売り渡そうとしている。

 中南米・南米で見られたように、産業を外資に握られてしまうと、いかように働いても富が国外に吸い出されて、未来永劫豊かになれない社会となってしまう。今、日本はその外資化の波がアベ麻生の魔手によって押し寄せてきている。

 近畿財務局職員の死を無駄にしてはならない。
 今こそ、一億総人民並びに日本国土に生ける一木一草に至るまで、アベ内閣打倒のために死力を尽くし、未来への礎となるべきである。

























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