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Blu-rayが出たての頃、音楽CDや映像ソフトで一部屋潰しているマニアな人が「Blu-rayが出たので、また買い換えなくてはならない。」と述べているのを聞いて、私は流石にそのような事はないだろうと考えていた。
というのも、レーザーディスクからDVDの映像品質の向上やパッケージの小型化など、あまりに劇的な進化を遂げたので、仮にBlu-rayが出ても、「DVDで十分じゃん」となると考えた。
ところが皆様御存知の通り、Blu-rayの映像品位はかなり高いものだった。DVD-Videoも再生機器のアップスケーリング能力の向上があり、地道に映像品位を上げたが、所詮は480p vs 1080pである。Blu-rayの2倍以上の解像度差がもたらすクオリティは圧倒的なものであった。
とはいえ、膨大に所有してしまったDVD-Videoを捨てる訳にもいかない。かといって売っても二束三文である。Blu-rayで入手しなおしてしまったDVDは売れるものは売り、値段が殆どつかないものは知人にあげてしまった。
それでも、まだ相当枚数のDVDが手元に有る。パッケージも捨てて、DVDディスクだけをファイリングしているのだが、まだ数百枚はあるだろう。
昔、PioneerがCDの301枚チェンジャーを発売していた。音の品位は良くなかったが、当時パソコンの性能が低く、HDDも高い時代だったので、機能的な優位性はあった。その301枚チェンジャーの機構を利用してSonyがDVDの301枚チェンジャープレイヤーを発売していた。流石に今となってはパソコンの性能も向上し、HDDも1GB3円代の時代であるから、無力化されてしまった。
しかし、DVDをパソコンに取り込むというのも結構難渋するわけである。ISOイメージで取り込むとマウント作業などが面倒くさいし、ファイルサイズもそこそこ大きい。
そこで、MP4だとかMKVだとかで圧縮することになる。様々なソフトが乱立しており、どれを選択すれば良いのか皆目検討がつかない。
圧縮に時間がかかるエンコーダー搭載ソフトを使った場合、DVDから直接エンコードすると長時間DVDにアクセスし続けるので、音もうるさいし、心理的に悪い。
ISOに一度読み込むというのも手だが、
MakeMKV というソフトを使うと良い。
現在ベータ版で無償で使用できる。
Blu-rayを読み込む機能は期間限定だが、Current Beta Keyで延長できる。
MakeMKV Betaの、Current Beta Keyは
http://adapthes.cocolog-nifty.com/blog/makemkv/
で見れる。
初心者必見!地球上で一番わかりやすいMakeMKV使い方のご案内!
https://www.macxdvd.com/blog/smart-makemkv-tutorial.htm
ディスク解析と読み込みに特化したソフトのようで、設定は楽というか、設定項目が殆ど無い。
インターレス解除機能もない。
MKVにするにあたって、圧縮らしいことはしてないようで、
DVDディスクの読み込み速度=MKVファイル作成速度 となるので、猛烈に早く完了する。
この後、DVD Fabを使ってエンコードを行う。DVD Fabがベストなのか分からないが、操作は簡単であり、市販ソフトなので動作も安定している。当然、高品質モード(2Pass)でエンコードを行う。エンコードに時間はかかるのだが、ファイルサイズは3分の1になる。
インターレス解除も行える。
2度手間を踏む理由は前述のとおり、DVDドライブの負担を低減するためである。
これらのソフトを使い、HDDにMKVファイル溜めておけば、パソコンを使った仮想DVDチェンジャーが完成する。
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