高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2008/3/16 体験自主巡回 奥高尾

2008-03-16 20:00:00 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者:4名+Ⅴ期生2名
コース:武蔵五日市駅~荷田子~臼杵山~市道山(昼食)~醍醐丸~陣馬山~栃谷~藤野駅

 今日はⅤ期生の参加を得て、高尾SR会の活動エリヤ最深部を巡回した。目的は来山者に対するマナー普及活動と言うよりは活動エリヤを知る為の内部研修の意味合いが強かった。早朝に集合、解散は午後6時で歩行距離約20km、実歩行時間7時間強のロングコースでの巡回である。
 武蔵五日市駅7時50分の集合、皆さん午前6時前後には自宅を出られたかと思います。
 まず、バスで登山口の荷田子まで行き簡単なミーティングの後、各自ストレッチ、身支度を調え8時30分登山開始、シカよけの網を開けるといきなり荷田子峠までの急坂少しなだらかな尾根道の後、再び急坂約2時間かかって臼杵山頂に到着。参加の皆さんは健脚揃いでほぼ予定タイム通り、しかも疲れた表情の方はなし、途中ツルリンドウが多く見られた。小休止の後市道山へ、なんと予定タイムを約30分短縮しての到着です。ここで昼食、記念写真を撮っていよいよ活動エリヤ内の巡回の開始です。途中、意味不明の道標・危険な枯れた立木・通行禁止の巻道・登山道上の懸かり木等をチェックして醍醐丸に到着。ここでも約30分時間短縮できました。皆さんご立派!この間の道中は秋の野草の痕跡が見られ、また、春の野草も豊富ではないかと思わせる素敵な山道歩きでした。醍醐丸で小休止・写真撮影の後陣馬山へ。さすがに和田峠から陣馬山への階段の連続は少々へばり気味になっての登りでした。
 陣馬山では短縮できた時間を使って、Ⅴ期生の中村さんが用意してくれたゼンザイをつくって食べ、エネルギーの補給と休養十分で、記念写真の撮影の後、藤野に向かって下山。途中、栃谷の山里の春を十分楽しみながら無事かつ予定通りに藤野の駅に到着。
 参加して頂いた方々本当にお疲れ様でした。それにしても、このロングコースを踏破され感服いたしました。
 そうそう、臼杵山への途中に祠があって、「戸倉山茱萸御前」とありましたね。
 『昔々、9月9日の重陽の節句、カワハジカミ(グミ)の実のついた枝を頭に挿して高い丘や山に登ると邪気を祓う』と言われていたそうです。茱萸はグミと読み、あの尾根はグミ尾根と言うそうです。とっても良い話ですね。これも、中村さんが調べてくれました。(SR/Sak)

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