2016.9.24(土)奥多摩SR会/高尾SR会 交流会報告(高尾SR会主催)
◆参加者: 奥多摩SR会14名、高尾SR会13名(反町L) 計27名 と高尾R 1名
◆天候:曇りのち雨
◆巡回コース:
高尾みころも霊堂前(川原田会長挨拶、リーダー、全参加者紹介 9:15~9:40)~道真公像
~二宮尊徳像~初沢城跡(大畑レンジャ―より「最近の高尾山の共同活動」の紹介9:52~10:00)
~紅葉台~城山湖方面登山口~拓殖大西尾根コース~鉄塔下(昼食11:10~11:50)~拓大
分岐(12:07 この頃より雷が鳴り雨が降り出す)~東尾根山稜コース~四辻(13:04)~
高尾599ミュージアム(解散13:40)
◎内容:
9時に高尾駅南口に集合後、ミーティング場所の「高尾みころも霊堂」前に移動し、全員顔合わせ、リーダー紹介と班分け(3班編成)をする。
バックに建つ「霊堂」は京王線の電車内から良く見える。これは昭和47年6月に労災保険法施行20周年を記念して建立されたもので、産業殉職者の御霊25万1千余が眠っているそうです。
リーダーの案内で御衣公園内にある「菅原道真公」像前にでる。高さは4.8mで上野公園の西郷隆盛像よりひとまわり大きい。「道真公はどっちの方向を向いている?」とリーダーから問いかけが?
そこで道真公と高尾の関係の解説を聞くと、天満宮に特に御信仰のあった大正天皇のお名前が出てきた。もともと多摩御陵に建設予定であったが、いろいろ事情があって後、昭和11年12月に今の場所に建設された。このためか、像の目線は多摩大正天皇陵を向いているという説があるようです。
所で「上野の西郷隆盛像はどっちを向いている?」
一般的に「鹿児島」説があるが、一方、太平洋を渡ってくる米国の艦隊を見つめる方向ということが言われている。(『日本史の謎は「地形」で解ける』 著者:竹村公太郎)
近くに「高尾天神」があり、天神様が学問の神様、受験の神様であることは良く知られている。
. 「こち ふかば、匂いおこせよ、梅の花、あるじなしとて、春を忘るな」 有名な句がありますね。
初沢城は標高294mの山城。本城である八王子城(446m)との連絡面で適切な位置にあった。のろしを上げれば見えたそうです。地図上では北西に直線距離で約2kmですから。
初沢城跡で、同行された高尾レンジャーより「最近の高尾の共同活動について」の紹介がありました。
・小仏川沿いの遊歩道での利用マナーPR、踏込禁止。・高尾山山頂付近の春秋のピーク時の様子。 ・こも敷きと植生保護。・近自然工法による登山道補修などについて写真パネルを使い解易く紹介。 レンジャーはここまで同行され高尾VCに戻る。
「拓殖大西尾根コース」に入り、登山道補修の必要な個所(階段の崩れ、歩道に枯損木が散らばるなど)が散見された。またビッグなキノコにビックリ!
雲行きもあやしくなり、鉄塔(№37)下で早めの昼食。奥多摩SRの人からスマホで雲の動きを
みて、1時間位後には被さって来そうな雰囲気だとの情報もあり、予定を10分早め出発することにした。
12:07、遠くで雷が鳴り、小雨が降り出す。
小さなアップダウンのある蒸し暑い「東尾根山稜コース」を下り、1時間ちょっと歩いて「四辻」に出る。
四辻から近い所に180度景色が良い場所を予定していたが、雨も止まないため、「高尾599」へ直行し、一先ずここで解散した。
元々、今回のコースは余り知らていない所で、また雨も予想されたため利用者は少なかった(4~5人位)。
その後、高尾駅南口の某レストランで 14:30~16:30まで懇親会が行われる。
参加者は19名(高尾11名、奥多摩8名)。
参加された皆さん、小雨ふるなか一日お疲れさまでした。
次回は奥多摩でまたお会いしましょう!
記録:反町
写真提供:大畑R、伊藤
編集:伊藤
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