《宇宙の連邦捜査官》 第26話 まさかとは思うが…

数時間後、僕は待ち合わせの場所に到着した。
植物園の温室にはエキゾチックな植物が展示されている。
太陽系で見られる種類もあれば、別次元の宇宙でしか見られない種類もある。

フランツ｢…！｣

僕はトーラス夫人を見つけた。彼女は貸金庫を抱えている。
まだ僕には気付いていないようだ。

・念のために辺りを調べる

・彼女に姿を見せる

用心するに越したことはない。


☆ステータス
技術点　11/11　　体力点　19/19　　運点　9/10

☆持ち物
熱線銃
体力回復剤4錠

☆所持金
5000コペック

☆宇宙船のステータス
武装力点　10/10　　防御力点　3/3

☆宇宙船の装備
フェイザー砲
スマート・ミサイル×2

《宇宙の連邦捜査官》 第25話 夫人の悲しみ

フランツ｢では、クライブ氏の部屋を見せてください｣

トーラス夫人｢どうぞ｣

クライブの部屋に入ると、夫人は鏡台を指差した。

夫人｢あの引き出しに様々な書類が入っています｣

フ｢拝見させてください｣

僕は引き出しを開けて、中にある書類に目を通す。
家庭用品のカタログ…　友達との約束の時間を記した紙…
携帯電話の料金の請求書…　特に珍しくもない品物の送り状…
そしてプリンター用紙が一枚…

フ｢これは…｣

プリントアウトに記されていたのは以下のような内容だ。

　00056142
　UAB・通信衛星より××597134××終了
　UAB・省略

しかし、もっと興味深いのは裏に書かれたメッセージだった。

　ゼラとカレンシスは税関の連中にも積み荷の来る時間を…

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クライブ

フ｢税関も絡んでいたのか！｣

多分、このカレンシスとやらがボスに違いない。

・トーラス夫人に証拠物件の入った貸金庫を持ってきてもらう

・税関を訪れて、カレンシスが知っていることを聞き出す

夫人｢貸金庫の暗証番号なら知っています｣

フ｢えっ？｣

夫人｢もし良かったら、銀行から持ってきますが…｣

フ｢しかし、麻薬カルテルの連中に知られたら、あなたも狙われることに…｣

夫人｢クライブ…　ああ、クライブ…　捜査官の方、お願いです。
　　クライブの無念を晴らしてください。そのためなら協力は惜しみません｣

彼女は涙声で僕に言う。

フ｢わかりました…　どこで落ち合いますか？｣

夫人｢では、市内の植物園で…｣

僕は先に植物園へ行って夫人を待つことにする。


☆ステータス
技術点　11/11　　体力点　19/19　　運点　9/10

☆持ち物
熱線銃
体力回復剤4錠

☆所持金
5000コペック

☆宇宙船のステータス
武装力点　10/10　　防御力点　3/3

☆宇宙船の装備
フェイザー砲
スマート・ミサイル×2

《宇宙の連邦捜査官》 第24話 非道な犯罪組織

フランツ｢トーラス夫人、僕は地球から来た特別捜査官です。
　　　　クライブ氏と話をさせてくださいませんか？｣

トーラス夫人｢────！｣

僕の言葉を聞いてトーラス夫人は目を丸くした。

夫人｢……｣

彼女は辺りを見回してから僕を中に招き入れる。

夫人｢クライブは…　クライブは…｣

フ｢どうしたというのですか？｣

僕の問いにトーラス夫人は泣きながら答える。

夫人｢クライブは死にました…｣

フ｢えっ！？｣

夫人｢彼らが主人を殺したんです…｣

フ｢彼らって…？｣

夫人｢主人と一緒に仕事をしている人たちです。
　　クライブは悪事から足を洗おうとしていました。
　　しかし、麻薬カルテルの連中は秘密が漏れることを恐れて、
　　主人を殺したのです…｣

フ｢そうですか…｣

夫人｢クライブはゼラ＝グロスの証拠物件を大量に持っていて、
　　それらを市内の銀行の貸金庫に入れています｣

フ｢ゼラ＝グロス…！｣

あの夜、僕が尾行した女だ。やっぱり麻薬カルテルの一員だったか！

夫人｢もし必要でしたら、あなたにお渡ししましょうか？｣

フ｢ありがとうございます。ぜひお願いします｣

夫人｢それと…　クライブの部屋にも役立つ物があるかもしれません…｣

フ｢…！｣

・クライブの部屋を見せてもらう

・遠慮しておく

夫人｢……｣

トーラス夫人は動揺している。しかし…

フ(麻薬カルテルを壊滅させるためにも…)


☆ステータス
技術点　11/11　　体力点　19/19　　運点　9/10

☆持ち物
熱線銃
体力回復剤4錠

☆所持金
5000コペック

☆宇宙船のステータス
武装力点　10/10　　防御力点　3/3

☆宇宙船の装備
フェイザー砲
スマート・ミサイル×2

《宇宙の連邦捜査官》 第23話 美人だな！(゜ロ゜)

電話帳でクライブ＝トーラスの住所を調べる。

フランツ(5番街113番地…)

僕はヘリタクシーに乗り込むと、クライブの家へ向かった。


・


・


・


フ(ここだ…)

★コンッ☆　☆コンッ★

僕は玄関のドアをノックした。

★バタンッ☆

すると、若い女性が出てくる。

女性｢どなたですか？　夫はいませんけれど…｣

どうやらクライブの妻らしい。

女性｢本当にいないんです…｣

彼女の目には大粒の涙が溢れている。何かを恐れているような感じだ。

・『自分はクライブの同僚です』と言う

・『自分は上級捜査官です』と言う

美しい人だ。クライブ、ちょっと羨ましいぞ。


☆ステータス
技術点　11/11　　体力点　19/19　　運点　9/10

☆持ち物
熱線銃
体力回復剤4錠

☆所持金
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☆宇宙船のステータス
武装力点　10/10　　防御力点　3/3

☆宇宙船の装備
フェイザー砲
スマート・ミサイル×2

《宇宙の連邦捜査官》 第22話 早起きしたのに…

〈連邦の英雄〉は郊外にある小さな喫茶店だった。

フランツ(遅刻はしなかったぞ)

僕は目立たない席に座ると、モーニングを頼んだ。

フ(本当に来るだろうか…？)


・


・


・


二時間が過ぎた。まだクライブは姿を見せない。
店に入ってきたのは二人の婦人と若い夫婦だけだ。

フ(自分が場所と時間を指定したくせに…)

…！　まさか…

フ(彼の身に何かあったのかもしれない)

・喫茶店のマスターにクライブのことを聞いてみる

・クライブの住所を調べる

よし、クライブの住所を調べよう。


☆ステータス
技術点　11/11　　体力点　19/19　　運点　9/10

☆持ち物
熱線銃
体力回復剤4錠

☆所持金
5000コペック

☆宇宙船のステータス
武装力点　10/10　　防御力点　3/3

☆宇宙船の装備
フェイザー砲
スマート・ミサイル×2