マーテル「少し休ませてほしいわ…」
私は仕方なく立ち上がって剣を抜く。
☆バタンッ★
マ「…!」
扉を開けて入ってきたのはドワーフとエルフだった。
二人共、私を見て嬉しそうな顔をしている。
マ(私の体を狙っているのかしら…?)
ドワーフ「おい、あんた…」
エルフ「おい、君…」
ドワーフとエルフが同時に声を掛けてくる。
ドワーフ「お前は黙ってろ!( `□´)」
エルフ「いや、僕が説明する!( ・`ω・´)」
・
・
・
結局、エルフが主導権を握ったようだわ。
エルフ「あの雪の魔女を倒したんだね?」
マ「え、ええ…」
エルフ「やったーっ! これで僕らは自由の身だ。
いつか服従の首輪も外せるようになる!」
マ「あなたたちもシャリーラに…?」
エルフ「ああ、強制労働をさせられていたのさ。
君のおかげで僕たちは救われた。本当にありがとう」
マ「まだ安心できないわ。ここから逃げ出さないと…」
エルフ「わかっている。だが、来た道を引き返すのは危険だ。
どの地下道にも大勢のゴブリンたちが待ち受けているからね」
マ「…! じゃあ、どうすれば…」
エルフ「別の道から逃げるしかない」
そう言うと、エルフは扉の向かい側の壁の方へ歩いていく。
マ「きゃあっ!? ぶつかるわよ! あっ…」
驚いたことに、エルフの体は壁を通り抜けてしまう。
マ「こ、これは…?」
ドワーフ「雪の魔女の幻術じゃ」
マ「な、なるほど…」
そういえば、〈水晶の洞窟〉の入り口も氷の壁にしか見えなかったわ。
ドワーフ「雪の魔女が用意していた逃げ道だ。
わしらも初めて通るから、偉そうには言えんけどな」
ドワーフは笑みを浮かべて、エルフと同じように壁を通り抜けていく。
私も後に続くことにする。
エルフ「さあ、行こう」
幻の壁を通り抜けると、そこには細い地下道が伸びていた。
たいまつの明かりを頼りに、私たちは進んでいく。
・
・
・
やがて分かれ道に出た。
エルフ「どちらへ行こうか? えっと…」
マ「私の名はマーテル=リゼール、マーテルって呼んでちょうだい」
エルフ「マーテル、君の意見は?」
マ「左に曲がりましょう」
ドワーフ「あっさり決めたな。何か考えでもあるのか?」
マ「女の勘♪」
エルフ「おいおい…(・・;)」
ドワーフ「大丈夫かのう…(;´-□-`)」
そんなわけで、私たちは左へ曲がることにした。
★ステータス
技術点 12/12 体力点 14/20 運点 9/11
★持ち物
剣
戦鎚
革の鎧
ザック
金貨100枚
食料7食分
ツキ薬1回分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×2
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
私は仕方なく立ち上がって剣を抜く。
☆バタンッ★
マ「…!」
扉を開けて入ってきたのはドワーフとエルフだった。
二人共、私を見て嬉しそうな顔をしている。
マ(私の体を狙っているのかしら…?)
ドワーフ「おい、あんた…」
エルフ「おい、君…」
ドワーフとエルフが同時に声を掛けてくる。
ドワーフ「お前は黙ってろ!( `□´)」
エルフ「いや、僕が説明する!( ・`ω・´)」
・
・
・
結局、エルフが主導権を握ったようだわ。
エルフ「あの雪の魔女を倒したんだね?」
マ「え、ええ…」
エルフ「やったーっ! これで僕らは自由の身だ。
いつか服従の首輪も外せるようになる!」
マ「あなたたちもシャリーラに…?」
エルフ「ああ、強制労働をさせられていたのさ。
君のおかげで僕たちは救われた。本当にありがとう」
マ「まだ安心できないわ。ここから逃げ出さないと…」
エルフ「わかっている。だが、来た道を引き返すのは危険だ。
どの地下道にも大勢のゴブリンたちが待ち受けているからね」
マ「…! じゃあ、どうすれば…」
エルフ「別の道から逃げるしかない」
そう言うと、エルフは扉の向かい側の壁の方へ歩いていく。
マ「きゃあっ!? ぶつかるわよ! あっ…」
驚いたことに、エルフの体は壁を通り抜けてしまう。
マ「こ、これは…?」
ドワーフ「雪の魔女の幻術じゃ」
マ「な、なるほど…」
そういえば、〈水晶の洞窟〉の入り口も氷の壁にしか見えなかったわ。
ドワーフ「雪の魔女が用意していた逃げ道だ。
わしらも初めて通るから、偉そうには言えんけどな」
ドワーフは笑みを浮かべて、エルフと同じように壁を通り抜けていく。
私も後に続くことにする。
エルフ「さあ、行こう」
幻の壁を通り抜けると、そこには細い地下道が伸びていた。
たいまつの明かりを頼りに、私たちは進んでいく。
・
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やがて分かれ道に出た。
エルフ「どちらへ行こうか? えっと…」
マ「私の名はマーテル=リゼール、マーテルって呼んでちょうだい」
エルフ「マーテル、君の意見は?」
マ「左に曲がりましょう」
ドワーフ「あっさり決めたな。何か考えでもあるのか?」
マ「女の勘♪」
エルフ「おいおい…(・・;)」
ドワーフ「大丈夫かのう…(;´-□-`)」
そんなわけで、私たちは左へ曲がることにした。
★ステータス
技術点 12/12 体力点 14/20 運点 9/11
★持ち物
剣
戦鎚
革の鎧
ザック
金貨100枚
食料7食分
ツキ薬1回分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×2
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる