TAKAYAN'S ROOM

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《電脳破壊作戦》 第11話 グルスの案内で…

2024年07月03日 19時58分13秒 | 電脳破壊作戦
あたしと男はホステルを後にして、南へ向かう。

リアン「まだ名前を言ってなかったね。あたしは、リアンっていうんだ」

男「俺はグルス、よろしくな」

リ(この男は〈フィジョン・チップス〉の場所を知っているかしら…?)

ちょっと聞いてみることにしよう。

リ「あー、腹が減ったなぁ。ねぇ、グルス…」

グルス「何だ?」

リ「〈フィジョン・チップス〉ってクラブを知ってる?
 友達が『一度は行ってみる価値がある』って言ってたんだけど…」

グ「ああ、知っているぜ」

リ「本当!?」

グ「あの店は〈アドルフォ・ビデオラマ〉の地下にあるんだ。
 しかし、あんな所の食べ物を勧めるなんて、お宅の友達も趣味が悪いな。
 あそこにいる連中も上品だとは言えないのに…」

リ「案内してくれない?」

グ「いいだろう」

やった~! これでレジスタンスのリーダーに会えるかも♪











歩いていくうちに、あたしは気付いた。

リ(きちんと整備された街だ。まるで碁盤の目のように…)

ホステルは『北23・東5』の北端にあった。
南へ一ブロック進むと、そこには『北22・東5』という標識がある。

リ「座標がわかれば、楽に目的の場所へ行けるってわけね」

グ「ああ、道に迷ったりすることはない。
 そうそう、街の中央には〈五太陽寺院〉があるんだ。
 五太陽とは、帝国の支配下にある五つの星系の太陽のことさ」

リ「ふーん… (*○・∧・○*)」











やがて『南5・東4』の場所に着いた。

グ「こっちだ」

グルスがあたしを横道に引っ張り込む。そこには古びた家があった。

グ「ちょっと待っていてくれ。すぐに知り合いを呼んでくるから」

リ「知り合いって…?」

グ「俺たちが〈フィジョン・チップス〉に入るなら、あいつに頼まないとな。
 そんなに時間は掛からない」

そう言って、グルスはドアをノックする。

☆コンッ★ ★コンッ☆

・『あたしも一緒に入る』と言う

・外で待つことにする

リ「グルス、あたしも一緒に…」

グ「そ、それは困る…」

リ「なぜよ?」


★ステータス
技術点 11/11  体力点 13/17  運点 11/11

★持ち物
レーザー・ソード
反重力バックパック(品物を六つまで入れることができる)
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★所持金
2000クレジット

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