よろず戯言

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Uptown Funk

2015-05-01 01:21:28 | 音楽

仕事で毎日社用車を運転する。

花の配達などが主だが、配達先が何軒もあってあちこちにある日などは、昼近くまでかかることもある。

マイカーだとお気に入りのCDを流したり、ウォークマンを繋いで好きな曲を延々聴いているのだが、

社用車だと内臓のカーステでFMラジオを聴くことになる。

そんな毎日聴いているラジオ、今年の2月頃からだったろうか、

毎日複数回流れる曲があった。 

マーク・ロンソン feat.ブルーノ・マーズ、“Uptown Funk”だ。 
 

洋楽に明るくないので、マーク・ロンソンなるアーティストも、

ブルーノ・マーズなるアーティストも初耳だった。

この時期、テイラー・スイフトや、マドンナ,メイガン・トレイナーなど、

洋楽はもっぱら女性アーティストばかり注目していたのだが、

唐突に現れた、このマーク・ロンソンと、ブルーノ・マーズという、

二人のアーティストのこの曲にガツンとやられた。 
 

最初に聴いたときに衝撃が走った。

なんともいえない最高のノリ。

初めて聴くのに、英語で何て歌っているのか解らないのに、

思わずハンドル握る手がリズムを刻み、

オートマでフリーになっている左足がステップを踏む。

ダンスなんてできやしないのに、首や腰を動かしたくなる。

こんなノリのいい曲、いつくらいぶりだろうか。 
 
 
曲ははっきり言って、どこか古めかしい。

’80年代くらいの雰囲気漂うサウンドとボーカル。

だけど、それが妙に新鮮に感じた。

最近のエレクトロなサウンドや、ドスの効いた男性ラッパーのシャウト、

もしくはウィスパー調のメロウなボーカル。

そういうのに辟易していたから、この曲は新鮮でガツンときた。

全米ではシングルチャート、14周連続一位を記録した。

 
Uptown Funk ft. Bruno Mars /Mark Ronson -

このブログじゃ再生できないので、Youtubeで観るべし。

再生できねえのなら最初から埋め込めないようにしろよと。
  
 

毎日聴いていくうちに、どんどん好きになり、

英語歌詞判んないのに、なんとなくフレーズも覚えていった。

そして、ずいぶん経ってからCDの購入を決め、

HMVのサイトで、この曲のことを調べてみた。

 

マーク・ロンソンは、イギリス出身の人気DJで、

DJのみならずプロデューサーとしても活躍しているひとだった。

その実力は大御所アーティストにも認められており、

最新のアルバムには、あのスティービー・ワンダーも参加している。

やはり’80年代・・・いや'70年代を思わせるようなリーゼントが素敵だ。

そして、ブルーノ・マーズ

同じくアメリカの若手シンガー。

R&B,ヒップホップからソウル、レゲエまで、幅広いジャンルを歌いこなす、

ダンスホール界のスーパースターだった。

 

PVを観てもらえば判ると思うが、ダンスもコスチュームもどこか古めかしい。

テレビをあまり観ないので判らないが、おそらくテレビでも流れているだろうし、

飲食店や商店などの有線でもしょっちゅう耳にする。

ラジオを聴かない人でもひょっとしたら一度は聴いたことがあるのではなかろうか?

とにかく、こんなノリのいい曲、嫌なこと忘れてスカッとする曲は本当に久しぶりで、

買ったアルバムも毎日部屋で聴いている。

こんなに洋楽アルバム毎日聴いたのって、TLCCrazy Sexy Cool 以来かもしれない。 
 

アメリカの女性ヒップホップユニット、TLCの2nd.アルバム、"Crazy Sexy Cool"。

当時大好きだったSPEEDが彼女らをリスペクトしているということで聴いてハマった。

収録曲のひとつ、"Waterfalls"はTLC最高のナンバー。

自分の結婚式でキャンドルサービスのときに流してもらったくらい好きな曲。

離婚したけど。

まだまだ人気絶頂だった2002年、ラップ担当のレフトアイが壮絶な事故死。

彼女が存命で三人体制のままなら、今なお第一線で活躍していたであろうユニットだ。

 

この曲と出会って、ふと思ったのが、"ファンク”というジャンル。

前々からファンクというジャンルがあることは知っていたものの、

正直、どういったものがファンクなのかよく解らなかった。

ネットで調べてみても、イマイチ解らない。

日本人アーティストでは、山下達郎や鈴木雅之,久保田利伸,スガシカオなどが挙げられていた。

うーんなんとなく解ってきたぞ・・・と思っていたら、

安室奈美恵,SPEEDとかも挙げられていた。

あれ?また解んなくなってきたぞ・・・。

 
久保田利伸はそういえば全米デビューしたときのアルバムを買った。

あれも けっこう聴き込んだ。

Toshi Kubota として全米デビューを果たした彼は、とてもファンキーだった。 

・・・あ、そういえば"ファンキー"って形容詞、ふつうに使っているけれど、

そもそもファンキーってのも、イマイチ判っていない。

その語源であろう、ファンクの意味を理解していないのに、

ファンキーの意味が解ろうはずもない。 

久保田利伸の全米デビューアルバム、"sunshine moonlight"。

当時の彼のヘアスタイルに憧れて真似して、自分も長らくモヒカンチョンマゲだった。

この髪型の正式名称判らん。

 
 

だが、スーパードンキーコング・・・

いや、マリオカートWiiでおなじみの、あのファンキーコング

バンダナにサングラスにサーフボード、そしてノリのいいラップ。

あれぞまさしくファンキー!

うーん、解っているのか解っていないのか自分でもよく解らなくなってきた。 
 

ファンクの元祖と言われる、ジェームス・ブラウンのベスト盤も聴いてみた。

半世紀以上前のソウルフルな古き良きR&Bが流れる。

ジャケットや歌詞カードの写真をみると、

ファンキーコングは間違いなく彼がモデルであるなと思った。

 

ジェームス・ブラウンの名盤レコードリバイバルの二枚組アルバム。

後から判ったけれど、このアルバムの収録曲は、

彼がファンクを生み出す以前の曲で、ちょっと年代が古すぎた。

 

 
まあ、ファンクはよく解らないが、タイトルにファンクってあるだけで、

このUptown Funk がファンクかどうかも判らない。

ただ、この曲を初めて聴いたとき、雰囲気が似てるなーと思った日本の曲がある。

米米CLUBの、"FUNK FUJIYAMA"だ。

こちらもタイトルに、"FUNK"とあり、

それでこういった曲調のものがファンクなんだと思っていた。

 

FUNK FUJIYAMA/米米CLUB

 

中学のときだったかな、この曲で米米が好きになった。

ノリはいいが歌詞はめちゃくちゃ。

日本にあこがれる外国人目線の感情を歌詞にしたのか?

バカな歌が好きだったのは、この頃も同じだな。

 

けっきょく何を書きたかったのか解らなくなってしまったが、

マーク・ロンソン feat. ブルーノ・マーズの Uptown Funk サイコー!

・・・と、もう一度言っておく。 


 



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