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よろず戯言

テーマのない冗長ブログです。

すっぱいスナック菓子

2019-03-06 16:01:35 | グルメ

コンビニで見つけた商品。

思わず手にとって、カゴに入れてしまった。

湖池屋のすっぱムーチョ。

カラムーチョの姉妹品として登場した、酸っぱさがウリのポテトスナック。

キャラクターのバアさんが口をすぼめ、

酸っぱさに悶絶しているように描かれているが、実際にはたいして酸っぱくはない。

カラムーチョもそうだが、まあ子供だましな大げさな商品だ。

 

 

だが、このとき見つけたのは、これまでのすっぱムーチョとは雰囲気が異なる。

「め」の一文字がやたら目立つシンプルなパッケージ。

その名も、“めっちゃすっぱムーチョ”。

“すっぱいビネガー味”とある。

これまでのは、酸味はあれど、口をすぼめるほどもなかった。

ウメトラ兄弟や、酢だこさん太郎の方が酸っぱいくらいだった。

ほほう、どれほどのものなのか、試してやろうじゃないか・・・。

そうしてカゴに入れて購入した。

 

ファンのアンコールで再発売されたらしい。

てことは前からあったってことか。

 

袋を開けると、ツーーンと酸っぱい刺激臭。

こ・・・これは、口にする前から、酸っぱいぞ!

レモンとか梅干しとか、そういったものじゃない、完全に純粋な酢の臭い。

柑橘系の食酢ではないし、かといって甘い香りのある米酢でもない。

もう化学的なクエン酸、いや酢酸のような感じ。

表面にはその酸っぱい素であろう、白いパウダーがびっしりとこびり付いている。

これクエンのか・・・?

そんな親父ギャグが頭に浮かぶ。

 

 

 

おそるそろる食べる。

これは酸っぱい!

これまでのすっぱムーチョとは比較にはならない。

しかし・・・食べられなくはない。

むしろ好きな味かもしれない。

クエン酸ナトリウムがたっぷりまぶされた、やわらか酢こんぶより、やや酸っぱい程度。

酢こんぶが好きな人ならば、このめっちゃすっぱムーチョはイケるはず。

酸っぱいおかげで、油っこいポテトチップスも軽く感じる。

すっぱさをウリにするなら、酸味これくらいなきゃ。

 

 

時期ほぼ同じくして、別のコンビニでもうひとつ、すっぱいお菓子をゲットした。

東ハトの“魔性ウメデューサ”。

パッケージを見てピンと来るように、激辛スナックの“暴君ハバネロ”。

あれのすっぱいバージョンだ。

髪を逆立てたメデューサが口をすぼめている。

すっぱいからか、毛髪のヘビは元気がないように見える。

赤と紫のカラーリングは梅干しとシソをイメージしているのかな?

「梅肉エキス練りこみよっ!」とセリフ付き。

暴君ハバネロには、辛さの目安というトウガラシのゲージがあるが、

魔性ウメデューサは、すっぱさの目安の梅干しゲージが付いていた。

もちろんゲージMAXだ。

 

 

 

どれだけ酸っぱいのか?

これも、湖池屋のめっちゃすっぱムーチョと一緒に食べてみることに。

そう、二社の商品、どっちが酸っぱいか食べ比べ。

こちらも開封した瞬間、ツーンと酸っぱい刺激臭が漂う。

ただし、梅干しの香りが含まれているため、めっちゃすっぱムーチョよりはマイルドに感じる。

表面にはやはり、酸っぱさの素となっているであろうパウダーがびっしり。

生地に梅肉エキスが練り込まれているということで、色もそんな雰囲気に。

 

 

 

おそるおそる口に含んでみる。

これまた酸っぱい!

しかし、無機質でただ酸っぱいだけに感じためっちゃすっぱムーチョとは異なり、

やはり梅干しの風味とジャガイモの風味もより感じられ、

酸っぱいだけでなく うま味もあったので、味の方も若干マイルドだろうか。

それでも小粒で、調子に乗ってパクパク口に入れていけば、やっぱり酸っぱいのが口に溜まってくる。

こっちは表面のみならず、生地まで酸っぱいからなおさら。

ふつうのスナック菓子のテンポで食べてはいけない。

 

 

酸っぱさに関しては、甲乙付けがたかった。

美味しさも五分五分。

ポテトチップスとリング状のポテトスナックで、形状も異なるため単純比較はできない、

梅干しが苦手なひとはウメデューサはダメだろう。

 

両方ともじゅうぶん酸っぱかったが、うちのお母んが漬けた梅干しには敵わない。

あれは本当に眉間にシワ寄せ悶絶する酸っぱさ。

口に含んで果肉を削ぎ取ったら、素早く種を吐き出す。

果肉は咀嚼せずに胃袋へ流し込む。

食道がたまにムカムカする。

梅干しって、胃腸の調子が悪い時に食べるものでもあるけれど、

うちのお母んの梅干しは逆効果になるから危険。

 

湖池屋といえばベルマーク。

ベルマークにも悶絶するバアさん。

 



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