ムギムギ

　

むかしからあるお菓子、ムギムギ。

さつまいもを使ったお菓子、“芋けんぴ”で有名な、

高知県にある菓子メーカー、南国製菓から販売されている。

子どもの頃からあったかどうかは覚えていないが、

ずっと以前からあったように思う。

そんな頻繁に買うような商品でもなく、ごくたまに気まぐれで買う程度。

　

　

パッケージのキャラクター。

名前不明。

　

某かっぱえびせんみたいなキャッチフレーズ。

　

小麦を高圧加熱して爆発させて加工したお菓子。

お米のポンポン菓子や、とうもろこしのポリコーンと同じ。

それらの小麦バージョンといえば解りやすいか。

砂糖で甘く加工されているが、ムギムギはさらにコーヒー風味となっている。

ただし、コーヒー感は薄い。

　

牛乳を注いで食べれば、お菓子ながら、シリアルのように食べることもできる。

自分はもっぱら、牛乳を注いで食べる。

時間がないときの朝食代わり。

休日の小腹が空いたときの間食にも最適。

　

　

膨張爆発した小麦。

　

そのままだと、サクサクおいしい。

ただし、そのままだといかんせん甘すぎる。

牛乳をかけて、ちょうどいい甘さになる。

だが、給水速度が異様に速く、あっという間に牛乳を吸って ふやけてしまい、

食感もクソもない、離乳食みたいな食べ物になってしまうので、

牛乳をかけて食べるときは、

少量ずつにするか、ササっと食べきってしまわなければならない。

　

味にバリエーションがあり、ノーマルのミルクコーヒー味に加え、

コーヒーの風味3倍のビター味と、あまおういちごを使用した いちご味がある。

ノーマルの大袋、徳用パックも売られている。

どれも美味しいが、ビター味といちご味はレアかも。

徳用パックは、ドラッグストアなどで見かけることが多い。

　

ムギムギ ビター味

　

コーヒーが通常の3倍。

シャア専用。

　

当然だが、ノーマルよりも色が黒っぽい。

　

牛乳とよく合う。

　

ムギムギ いちご味

あまおう使用らしい。

　

ほんのりピンク色。

香りは甘ったるいイチゴの香り。

　

　

徳用パックとノーマルパック

　

福岡じゃ、どこのスーパーでも大抵見かけるムギムギだが、

実は10年ほど前、一時期 製造販売が途絶えていたという。

もとは南国製菓ではなく、愛知県にある菓子メーカー製造していたが、

そのメーカーが菓子製造部門から撤退。

のちにムギムギの製造権及び商標権を取得し、

製造レシピから設備一式まで引き継いで、

製造再開したのが、高知の南国製菓だった。

　

こういう事情・経緯は知らなった。

しかも販路が狭まり、西日本を中心にしか売られていないという。

南国製菓、全国区じゃなかったんだ･･･。

なので、東日本ではムギムギがあまり売られていない。

元々の製造メーカーがあった愛知県でも売られていないようだ。

明治のカールみたいな感じか。

　

“ソフトクリームにトッピング”とあったので･･･

　

ソフトクリームを用意して･･･

　

実際にトッピング（貼り付けて）して食べてみた。

ムギムギが邪魔だった･･･。

　

ただ、100円ショップのダイソーでは全国で売られているとかなんとか。

真相はよく判らず、とりあえず東日本の方は、見つけたらレアなのかもしれない。

まあアマゾンとかで普通に売られているようだし、

南国製菓のネット販売サイトでは、別パッケージのムギムギが売られているし、

通販を利用すれば、販路気にせず食べることができるようだ。

　

小麦を使った なつかしのお菓子、ムギムギ。

知らないひとは、見つけたら食べてみて欲しいし、

むかし食べた記憶のあるひとは、探して食べてみて欲しい。

そして、牛乳をかけて食べる際には、

牛乳を吸ってしまって、なんともいえない食感になったムギムギを体験して欲しい。

そうなる前にササっと食べてしまうのがセオリーだけどね。

　

牛乳以外にも、バナナ味の豆乳なんかで食べるのも美味しい。

　

チョコバナナっぽい味になる。

マルサン豆乳は人口甘味料がいただけない。

あの甘味が嫌いなのよね。

　

ムギムギ三種

　

ドラゴンクエストⅩオンライン、畑で育てられる調理職人の素材、ふわふわ小麦。