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どん兵衛 年明けうどん

2017-01-03 10:52:02 | グルメ

昨年末、スーパーで見つけて購入したカップ麺、"どん兵衛 年明けうどん”。

日清食品から販売されている、あの大きな油あげの乗ったカップうどんの、どん兵衛。

それの年明けうどんバージョンの商品。

販売期間が凄く限られた商品に違いない。

廉売されていたので、どんなものかと一個だけ買ってみた。

 

年明けうどん

数年前から、大晦日に食べる年越しそばに対して、

新年開けてから食べる麺として、この年明けうどんがフューチャーされはじめた。

コンビニやスーパーで、既存のうどん商品を、

年明けうどんとして販促展開しているのを見たことがあるし、

大手うどんチェーン店なども、それにちなんだメニューを期間限定に出してはいるようだ。

年明けうどんを提唱した香川県では定着しているようだが、

全国的にはまだまだ認知度も低く、あまり浸透しているようには思えない。

自分も実際に年明けうどんを食するのは今年が初めてである。

 

どん兵衛 年明けうどんに入っていた、かやく類。

 

元旦には食べず、2日でもなく、本日3日になって食べることとなったが、

年明けうどんの定義のひとつに、"1月1日~1月15日の間に食べる”とあるので、ぜんぜんセーフ。

ふたをめくって、まずはかやく類を取り出す。

スープとかやくの小袋と、生の梅干しが入った小袋がひとつ。

これまた年明けうどんの定義のなかに、

"具材に紅色の食材(梅干し,金時人参のてんぷら等)を入れること”とあるので、

この梅干しは年明けうどんを名乗るうえで必須材料なのだろう。

金時人参のてんぷらて・・・普通の人参じゃだめなのか?

オレンジだからだめ?

 

 

かやくには、「寿」と書かれた紅のおめでたいかまぼこが2枚。

それとフリーズドライのかき玉子とネギ、とろろ昆布。

かき玉子は、酉年をイメージしてだろうか?

スープとかやくの小袋を開けて麺の上にふりまく。

ふわっと香る、昆布とかつおだしのにおい。

これこれ、どん兵衛のこのだしのにおい好きだな~。

東日本だと、これが醤油強めの香りになるのだろうな。

とろろ昆布は、なんとなく後入れしたいイメージだけど、そのまま麺の上に開けてお湯を注いだ。

そうして待つこと5分。

 

 

梅干しを投入して、視覚的にもおめでたい、どん兵衛 年明けうどんが完成。

寒い朝、関西風のだしが体に染み入る。

西日本の人間だから、やっぱりうどんのスープは関西風がいい。

チープだけどツルツルと喉越しのいい麺。

薄っぺらいけれど弾力のある、寿かまぼこ。

芯がふやからずに残っている、とろろ昆布。

これを後入れだなんて とんでもなかった。

ふわっふわのかき玉子は大きめで量も多く感じた。

やっぱりこれは酉年を意識しての具材に違いない。

スープを飲み干し、梅干しを最後に食べて、あっと言う間に完食。

でもやっぱり、どん兵衛は油あげがないとなんだか物足りない。

 

ラベルの裏には、日清から新年のあいさつ。

 

年明けうどん、悪くない。

まあ食べ慣れているというか、馴染みのあるどん兵衛だからな。

ふつうにうどん店で、これを食べてみようかな?

うちだ屋,ウエスト,丸亀製麺が近所にあるから、どっかで食うか。

というか、これらチェーン店がはたして、年明けうどんをやっているかどうか。

さぬきうどん店の丸亀製麺だけは期待できるけれど。

 

それから、調べてみたら、年越しそば,年明けうどんに続き、

"参拝ラーメン”なるものも近年登場しているようだ。

"初詣で冷えた体を熱いラーメンを食べて温めよう"みたいな感じで、京都から発信している模様。

もうなんでもアリやん。

大掃除パスタとか、書き初めひやむぎとか、鏡開きそうめんとか、

なんか色々こじつけて麺業会が攻めてきそうだな。

 

 

ごちそうさまでした。

 



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