三宝だし本家 鯛だし塩ラーメン

　

福岡県民が愛してやまないカップラーメン、サンポー焼豚ラーメン。

佐賀県にあるインスタントラーメンのメーカー、サンポー食品。

そのサンポーが、昨年あたりから展開しているカップ麺のシリーズ、“三宝だし本家”。

ラインナップは少な目だけど、ひときわ目を引くシリーズ。

この春くらいに出会ったのが、鯛だし塩ラーメン。

カップ麺に限らず、鯛だしのラーメンはこれまでも食べたことがあるが、

とんこつ主体のサンポーが、このフレーバーを出してくるのが面白い。

　

　

パッケージのデザインが秀逸。

渋めのデザインで、やたら美味そうに感じる。

だし本家シリーズのみならず、その前からスタートしていた、

“九州三宝堂”シリーズも、パッケージデザインが秀逸。

統一感があっていい。

　

　

三宝だし本家 鯛だし塩ラーメン、期間限定かと思ったら、

現段階でレギュラー商品なようで、現在も店頭で売られている。

確かにパッケージのどこにも、“期間限定”などの文言は見当たらない。

最近また思い出したように購入して食べた。

前に食べたときの印象がなかったので、どんなだったっけ？

おさらいみたいな感じで食べた。

　

ぬーどるストッパーは不知火舞さん。

　

お湯を入れて3分。

後入れねぎを入れてできあがり。

後入れねぎは大量の白ネギ。

これは“祭盛 ねぎ祭”だったか、サンポーの他商品にも入っていたやつだ。

　

魚介ベースの白濁スープ。

これに真鯛のエキスがたっぷり含まれているらしい。

美味しい。

けど･･･鯛の味が判らねえ！

ふだん食べ慣れていない魚なので鯛の味がピンとこない。

これがサバとか鰹とかイワシとかサーモンなら判るだろうに･･･。

　

　

ただスープをすすって思ったのが、純粋な魚介ではないな･･･？ってこと。

鶏ガラではないな･･･豚骨の味も含まれているような･･･？

そう思って、原材料の一覧を確認してみたら、ラードが入っていた。

ラードは風味が強い。

やっぱ豚の味も感じたんだな。

鯛は判らなかったのに、ラードの味は判ってしまったのだ。

　

スープは澄んでおらず、白濁している。

　

白濁した魚介スープは美味しい。

一般的にある澄んだ色した塩ラーメンのスープとは異なり、

さしずめ塩豚骨といったところか。

いや、醤油豚骨はいいが、塩豚骨っていったら、それはもう豚骨なのよ。

　

あっさりしつつも濃厚でコクのあるスープ。

魚介スープは中細麺にもよく絡む。

具はメンマとなるととネギ。

ネギはたっぷりだが、それ以外の具は控えめ。

まあサンポーはこんなもん。

ちゃんぽんだけは具沢山だけどね。

　

まだ売られているので、また買って食べてみよう。

いや待てよ、それまでに鯛の味が判るようになっていたい。

自分はバカ舌且つ貧乏舌なので、

鯛は刺身や握りで食べても、あんまり味が印象に残らないからなあ。

大き目の切身を買って、皮ごと湯引きとか贅沢な食べ方でもしなきゃ、

鯛の味は判らんかもしれん。

　

鯛の味が判るようになりたい。

　

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