原作がどの様に作られているのか不明ですが、映画の構成はとても興味深いもので、個人的には大好きなパターンです。桐島っていう人気ある男の子が、バレー部をやめるというそれだけの事実を幾つもの角度から焦点を絞ってゆくことで、高校生達の学校生活が薄ら寒く見えてくるよう演出されてます。
映画的興奮を呼び起こす作品ではありますが、TVドラマに毒されてしまった人達が喜んでくれるとは思えません。
こんなに可愛い女の子とカッコいい男の子ばかりの学校なら、居心地悪いだろうなとも思ました。わたくしも子供の頃映画研究会に属してまして、血みどろ映画を撮ってみたいと脚本を書き後輩に監督させた覚えがありますので、何となく親近感がわきました。
あまり期待していませんでしたが、儲けものの作品でした。
最新の画像もっと見る
最近の「新作映画」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2007年
2005年
人気記事