Windows環境では、統合認証・管理のためにWindows ServerでActive Directoryを動かし、情報を集約管理します
Windows Active Directory(以下Windows AD)に近い機能を持ち、置き換えができるソリューションにsamba4が備えるActive Directory互換機能(以下samba4 ADと略)があります
中堅、大企業ではWindows Active Directoryの導入・運用は当然です。Active Directoryで、PC利用者の認証関連や、システム管理を行います。そのため、Windows Active Directoryは様々な機能を備えています
一方、samba4 ADは、Windows ADの機能を選択して実装し「まずこれだけできればADとして使い始めることができる」というものです。samba4 ADには集中管理に必要な基本機能のみがあり、多くの中小規模企業が「これで充分」ともいえます
この一月ほど、samba4 ADの試作を続けています。まだ、インストールも完全ではありません。しかしながら第一段階となるsamba4 ADサーバ内でのADへの接続確認までができました
samba4 ADを構築するドキュメンテーションは、オープンなものいくつかを参照しています。が、判りやすくまとまった情報がないのが実情です
おそらく、どなたも最初に苦労するのが、以下の関係式です
Windows AD ≓ samba4 AD ≓ DNS
社内PCの優先DNSはWindows ADまたはsamba4 ADと指定します。即ち、ADは内部DNSとしても動作します
やっと「自己テスト」が通るようになりました。これから、もう一度samba4 ADを構築して、手順を明確にします
いつもアクセスありがとうございます。samba4 Active Directoryの構築をはじめました。引き続き、よろしくお願いいたします。