情報技術の四方山話

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シンクライアント:Nextermモバイル端末と高速携帯通信カード

2008-04-26 07:07:31 | 情報セキュリティ
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。


Nexterm製のモバイル型のシンクライアントの実機の紹介の続きです。

携帯端末が高速化したので、会社の中にあるサーバーでソフトを動かし、その画面を手元の端末に表示することができます。

ソフトの実行がサーバー側なので、ファイルを開くのも、ファイルを保存するのも、全て「サーバ側=会社の中」です。画面の表示だけが配信されます。

PowerPointでプレゼンするときも、PowerPointは「サーバー側」で実行します。全画面表示すると、ちゃんと、手元のPCの全画面に張り付きます。

という、写真をお見せしたかったのですが、写真を取り忘れていましたので、アプリケーションの動作画面は次の機会に紹介します。


■携帯通信カードでサーバー接続中
画面中程の黒い枠は、Nexterm営業の田中さんのアプリケーション起動画面です。この画面は田中さんの会社のサーバーの上で描画され、携帯無線網を通じて表示されています。この仕組みでは、黒枠内のアプリケーションを手元のPCにインストールする必要は全くありません。




■携帯通信カード付近
PC本体が小さいので、通信カードが大きく見えます。実際にはCFカード規格です。Nextermの田中さんは実務で使っており、通勤経路の小田急線内で、新宿から相模大野付近までほぼ接続を維持できるとのことです。



■SoftBankモバイルのHSDPA
NextermはSoftBankモバイルと協業しているとのことです。NextermのPCの基本ソフトはWindowsXP embeddedなので、通信事業者側の動作確認リストに載ることは少ないと思います。

このPCには無線LANが内蔵されているので、無線スポットを利用することもできます。携帯系の高速無線接続と組み合わせることで、利用範囲が広くなります。



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