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BusyBoxとWindows:Windows上でインストール無しで利用できるLinux環境

2023-11-30 08:44:56 | Linux
BusyBoxは1990年代前半に、フロッピーディスク一枚で起動できる極めてコンパクトなLinuxOSの開発から生まれている

当時のフロッピーディスクの容量は概ね3.5inch四方で1.4MB(MegaByte)だ。PCの標準的な読み書き可能なストレージで、今はUSBメモリやSDカードに置き換わっている


この背景から、BusyBoxは組み込みLinuxとして使う、システムの起動時に実行するLinuxとして使う等、カスタマイズして様々な形で利用されている



Linux/UNIX/POSIX風のOS環境をWindows上で実現することは、LinuxのソフトをWindowsに移植することが簡単になる

私のようにUNIXからソフト開発を始めたエンジニアにとって、その経験をWindows上で活かすには、WindowsをUNIX化する方が簡単だ。UNIXは高価な専用機の上で動くOSだったが、Micorosoft社によりPCアーキテクチャにも移植され、海外ではXenixとその派生OSが広く使われていた。

専用機に比べて安価なPCをUNIX(後にLinux)化して使うことで、後々までUNIXで経験した知識を深め、活用することができる。マルチユーザ、マルチタスクの環境であり、複数人がコンピュータ資源を共有して利用できることから、レジシステムのストアコンピュータとしての活用が顕著だった

いつもアクセスありがとうございます。コンパクトなLinux環境BusyBoxをWindows上で使うことについて、共有を始めます

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