今回は「Raspberry Piをデスクトップコンピュータとして試す-第二回」です。
RaspBerry Pi 3B+までもデスクトップコンピュータとして使うことはできます。ただ、RAMが高々1Gで、RAMの増設はできません。
Raspberry Pi 4Bになり、RAMの搭載容量が大幅に増え、かつ通信の仕様が最新になったので、本格的なデュアル・ディスプレイのPCとして使うことを目指しています。使い方が判れば、これまで、PCハードウエアとLinuxで作ってきた「表示目的のアプリ」の実行環境を、Raspberry Piに置き換えていきます。
■Raspberry Pi OSの初期起動画面
これまでのRaspbianはRaspberry Pi OSに統合されています。32bitに加え64bit版が公式に配布されています。
これまでの32bit版OSももちろん動きますが、Rspberry Pi 4Bの4G/8G版を使うのであれば、64bit版が基本です。64bit版OSは搭載RAMの全域を使うことが可能で、4Gを超える大きなサイズのファイルを操作できます。
「4Gを超えるファイルはそうそうないだろう」と思いますが、OSのISOイメージの中には4Gを超えるファイルがあります。先般、32bitOSの上で、4Gを超えるISOファイルが正しく扱えない状況に遭遇しました。
本格的にデスクトップとして使うのであれば、64bit版のOSを選びます。
いつもアクセスありがとうございます。次回は物理的なインターフェイスの仕様確認です。引き続きよろしくお願いします。