べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

アンコールワットに行ってきたよ

2010年12月03日 | おもしろかった
 12月5日(日)まで熊本県立美術館で開かれている、世界遺産アンコールワット展へ行ってきました。

 県立美術館は熊本城内にあって街にも近く、ママチャリやこどもの自転車で立ち寄る気軽な美術館です。中学生グループも見学にきていて、帰りにお城の公園広場で男の子も女の子も遊んでいて楽しそうでした。


 アンコールワットは東南アジア、現在のカンボジアに9世紀から15世紀まで栄えた、クメール王朝の首都です。"アンコール"とはクメール語で「首都」、"ワット"は寺院(じいん)です。

 初めはヒンドゥー教のお寺で、のちに仏教のお寺になり石の仏像や建物が残されました。

 9世紀は800年代ですから、日本では「なくよウグイス平安京:794年」の平安時代のころ。1431年にタイのアユタヤ王朝にほろぼされ、アンコールワットは廃墟(はいきょ)となっていました。


 今回のアンコールワット展では、石の仏像が展示されています。ひとことで言うとクール!

 熊本で石材といえば、阿蘇の火山の溶岩や灰(はい)がかたまった凝灰岩(ぎょうかいがん)です。熊本城の石垣にも使われている黒い石です。アンコールワットの石は、砂がかたまった砂岩(さがん)なので白っぽい。川原(かわら)でみかける石のにおいがします。

 この砂岩で仏像や建物の彫刻(ちょうこく)が彫られているのです。近寄ってよく見ると、表面にうすくもようが彫られています。

(='ω')コレなでてみたくなる!むかしの人なでてたんじゃないかな?

 なかなかおもしろい展覧会でした。熊本県立美術館では、5日(日)までですが、12月11日(土)から1月23日(日)まで大分県立芸術会館でもやっているそうです。(塾長)


熊本県立美術館(パソコンむけ)
午前9時30分~午後5時15分(入館は午後4時45分まで)

アンコール遺跡写真集(パソコンむけ)
 「カンボディア紹介」という個人サイト。図や写真が多く説明もわかりやすいと思います。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。