べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

ビート・チャイルドは、どこにいる?(2)|すべての大人に感謝します!

2013年11月01日 | おもしろかった
携帯で動画を見るときは、パケット定額で


 別にグレてるわけじゃないんだ。ただこのままじゃいけないってことに気づいただけさ。動画は、"THE BLUE HEARTS(ザ・ブルーハーツ)"で"少年の詩(うた)"。ものすごく、80年代です。


 1985(昭和60)年、日本は太平洋戦争に敗(やぶ)れてから40年がたちました。 太平洋戦争や日中戦争をふくむ「第二次世界大戦」では、国家総力戦(こっかそうりょくせん)という考えで戦争をしていました。国家という社会全体が、個人の財産や考え方までをしばりました。第二次世界大戦では勝つか負けるかのどちらかしかなく、負ければすべてをうしなうと思いこんでいたからです。

 日本は戦争に負け、憲法(けんぽう)や政治といった国家の仕組みは変わりました。でも、ヒトの考え方はすぐには変わりません。戦争中や戦後すぐに生まれた世代がそれからの30年国を動かし、その次の世代が十代になってそれまでの考え方に疑問を持ったのが1985年ごろの日本です。

 国家の勝ち負けのために社会が個人をしばるのは、もうやめたらどうなんだ?


ぼくたちをしばりつけて
ひとりぼっちにさせようとした
すべての大人に感謝します

THE BLUE HEARTS - 1985


 おカネも社会的地位も持たない十代の若者たちの、チカラとなったもののひとつが"ロック"です。1960年からロックンロールはありました。ですが、高価なオーディオセットやせまいライヴハウスのなか、かぎられたひとたちのチカラにしかなれませんでした。

 1979年に携帯音楽プレイヤー"ウォークマン"が、1982年にはCDデッキが、発売されます。PAとよばれる電気音響設備が、音楽イベントをホールへ野外へ大きくしていきます。

塾長いわく「自己紹介をしてもらいます、本気で」(2)|Ne-Yo ネーヨじゃねえよ

 かぎられた"不良の"音楽であったロックンロールが、だれにでも楽しめるロックに変ります。


 社会の、消費(しょうひ)の主役が、十代の若者たちにもまわってきました。

 80年代って、若者や女性そして地方が、消費の主役になっていった時代でもあるのです。(塾長)


ビート・チャイルドは、どこにいる?(1)|映画「ベイビー大丈夫かっ」

ビート・チャイルドは、どこにいる?(3)|ほら、ビートはここにもある

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。