「ゆうえんちであそびました。楽しかったです。」
小学低学年によくある作文です。直感的で正直そして単純。"かわいい"ですね。
「いとこのケンジくんと遊園地に行きました。去年は遊べなかったので、楽しかった。」
こちらはどうでしょう。去年は「さびしい」→今年は「楽しい」と自分の「感情の変化」が、"ひとへ伝わりやすく表現"されています。
空が青い、とても青い、なんさま青い|相手に伝わる作文が書けるよ
表現とは、ひとにどう伝えるかを意識すること。むずかしい言葉を使うことではありません。
小学校高学年から、自己と他者の区別を意識することが求められます。社会に出る準備だから。席に座ってお話を聞いているだけで大人になれるわけではないのです。
2014年、合格おめでとう!
ヒトが誰かを嫌うとき、理由はひとつじゃありません。たった一度ウソをついた、それだけじゃ嫌わない。普段いい加減にごまかしているひとがウソをついたら「やっぱり。そんな奴だったんだ」と嫌われます。
好かれたいときも、理由はひとつじゃないかもしれません。イケメンじゃないからもてない。それだけで?ウジウジとしてるからかもしれません。小ざっぱりと明るくふるまうえば、なにかが変わるかもしれない。
赤信号を無視して渡っても、一度だけじゃなにも起きないでしょう。みながいつも無視をし始めたら。
現代文で身につける、大切なこと。
理由はひとつとはかぎらない、のココロよ
なにもしなくても"わかってもらえていた"世界をはなれ、自(みずか)らひとにどう伝えるかを意識する。ヒトとヒトのかかわりのルールとはそういうものです。
中高の国語を通して、自己と他者を意識する表現を学びましょう。国語は、すべての教科のそして仕事の土台となる教科でもあります。
「国語は勉強しなくてもわかるよ」
[高校現代文のやりなおし]
1.解説を読む。知らなかった言葉の確認をし写す。
読むだけで終わらせちゃダメです。わかった気になるだけだから。ワールドカップを観ているだけで出場はできませんよね。あなたが書いたぶんだけ、"できる"ようになるのです。
2.本文に印を入れる。
本文中のどこから読み取れるかを確認します。授業で板書をしたり解説を参考に書けば良いのです。書けないひとは、わかったあとで書こうとの思いこみがあります。逆です。ヒトが生まれつき持つ"かいたあとで理解する"能力をもっと使うべきです。
図にかいて、考える(1)|かいて、そのあとで考える
線やカッコをいれながら本文を読み、そして解きます。時間内の解答を想定したトレーニングです。
3.自分の解答と正答を比較する
記述問題では特に、なにをどうまちがったかが重要です。まるっきり見当違いだった、言葉を確認したら解けた、半分だけあっていた…練習で悪かった点は具体化し本番までに直しておきます。試合で勝つためです。
4.問題文を見直す
部分的な間違いの場合、"なにを問うているか"読めていないことが多い。たとえば「感情を答えよ」に対し「出来事を」答えていた。これはウッカリじゃ済みませんよ。ラーメン作ってくれにチャーハンを出したら仕事としておカネはもらえませんよね。問いが求めていることが読める、入試ではそのチカラをはかっているのです。
たとえば「情景を答えよ」→「情景」って説明できるでしょうか。できないとしたら、どうトレーニングしておけば良いでしょうか?
「大造じいさんとガン」を読もう(2)|「だいたいわかるけど、点数は…」
5.自分で解き解答を書く
練習でできたことしか、本番ではできません。国語の記述は、出題者とあなたの、生き残りをかけた予選です。満点でなくとも構わない。予選ではなにかを身につければ、通過し本戦に進めばいいのです。
続きます。(塾長)
小学低学年によくある作文です。直感的で正直そして単純。"かわいい"ですね。
「いとこのケンジくんと遊園地に行きました。去年は遊べなかったので、楽しかった。」
こちらはどうでしょう。去年は「さびしい」→今年は「楽しい」と自分の「感情の変化」が、"ひとへ伝わりやすく表現"されています。
空が青い、とても青い、なんさま青い|相手に伝わる作文が書けるよ
表現とは、ひとにどう伝えるかを意識すること。むずかしい言葉を使うことではありません。
小学校高学年から、自己と他者の区別を意識することが求められます。社会に出る準備だから。席に座ってお話を聞いているだけで大人になれるわけではないのです。
2014年、合格おめでとう!
ヒトが誰かを嫌うとき、理由はひとつじゃありません。たった一度ウソをついた、それだけじゃ嫌わない。普段いい加減にごまかしているひとがウソをついたら「やっぱり。そんな奴だったんだ」と嫌われます。
好かれたいときも、理由はひとつじゃないかもしれません。イケメンじゃないからもてない。それだけで?ウジウジとしてるからかもしれません。小ざっぱりと明るくふるまうえば、なにかが変わるかもしれない。
赤信号を無視して渡っても、一度だけじゃなにも起きないでしょう。みながいつも無視をし始めたら。
現代文で身につける、大切なこと。
理由はひとつとはかぎらない、のココロよ
なにもしなくても"わかってもらえていた"世界をはなれ、自(みずか)らひとにどう伝えるかを意識する。ヒトとヒトのかかわりのルールとはそういうものです。
中高の国語を通して、自己と他者を意識する表現を学びましょう。国語は、すべての教科のそして仕事の土台となる教科でもあります。
「国語は勉強しなくてもわかるよ」
[高校現代文のやりなおし]
1.解説を読む。知らなかった言葉の確認をし写す。
読むだけで終わらせちゃダメです。わかった気になるだけだから。ワールドカップを観ているだけで出場はできませんよね。あなたが書いたぶんだけ、"できる"ようになるのです。
2.本文に印を入れる。
本文中のどこから読み取れるかを確認します。授業で板書をしたり解説を参考に書けば良いのです。書けないひとは、わかったあとで書こうとの思いこみがあります。逆です。ヒトが生まれつき持つ"かいたあとで理解する"能力をもっと使うべきです。
図にかいて、考える(1)|かいて、そのあとで考える
線やカッコをいれながら本文を読み、そして解きます。時間内の解答を想定したトレーニングです。
3.自分の解答と正答を比較する
記述問題では特に、なにをどうまちがったかが重要です。まるっきり見当違いだった、言葉を確認したら解けた、半分だけあっていた…練習で悪かった点は具体化し本番までに直しておきます。試合で勝つためです。
4.問題文を見直す
部分的な間違いの場合、"なにを問うているか"読めていないことが多い。たとえば「感情を答えよ」に対し「出来事を」答えていた。これはウッカリじゃ済みませんよ。ラーメン作ってくれにチャーハンを出したら仕事としておカネはもらえませんよね。問いが求めていることが読める、入試ではそのチカラをはかっているのです。
たとえば「情景を答えよ」→「情景」って説明できるでしょうか。できないとしたら、どうトレーニングしておけば良いでしょうか?
「大造じいさんとガン」を読もう(2)|「だいたいわかるけど、点数は…」
5.自分で解き解答を書く
練習でできたことしか、本番ではできません。国語の記述は、出題者とあなたの、生き残りをかけた予選です。満点でなくとも構わない。予選ではなにかを身につければ、通過し本戦に進めばいいのです。
続きます。(塾長)