べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

タイムラグと闘え!|ボクたちの失敗

2015年12月10日 | 私から保護者へ
タイムラグとは、遅延(ちえん)時間のこと。結果が出るまでの時間差です。


結果を出したい。すぐ結果が欲しい。

ガンバったら結果がすぐ欲しい。髪型を変えたら気が付いて欲しい。叱ったらすぐ勉強し始めて欲しい。それで結果はどうでしょう。

ヒトはなかなか待てません。頭のなかで期待ばかりがふくらみます。

あなたが子どもに対し、結果も望むならできるだけ早く褒(ほ)めましょう。叱るなら、ダラダラではなくその場で完結させましょう。タイムラグが小さくなり、期待と結果の差も小さくなります。期待する効果が得(え)やすくなります。


結果より、過程(かてい)を褒めましょう。高学年になり難しいことにチャレンジして欲しいなら、小さな変化も大きく褒めましょう。おとなから見て当たり前だったり下らないことでも意識をして褒めましょう。低学年と違い、結果がでるまで時間がかかるよう変わっているからです。その変化に対応できるようになるまで、本人にも周りの大人にも時間が必要だからです。小さな子を褒めるのとチョット違う。

カンタンに褒められることを嫌う負けん気の強い子いますが、成功体験の少ない場合や自信がない場合まず褒めておくことです。「新しいことにもチャレンジするなんてスゴい」とかね。


結果は大切です。仕事でその対価は、結果に対し払われます。努力は説得力を持ちますが、そこに対価は発生しない。でも、結果を得るには時間がかかります。仕事で結果がでるまでには、持続できる強さが欠かせません。結果を求められるときこそ楽観的であるべきなんです。「ガンバってさえいたら結果も出る」は、かつて景気が上向きだったころの基準です。こればかりでは持続できる子は限られます。結果が出るまでかかる子は、「才能」がないんだとカンタンに諦めてしまいます。


結果を怖れるあまりチャレンジせずに「やっぱりダメだった…」より、いくつも試して「ひとつは上手くいったよ!」のほうがはるかに良いはず。成功体験は、ヒトを強くします。自信につながる成功体験って、良い△なんですから。だから

「取りかかりさえすればなんとかなる」

待って認めること。子どもたちへ、おとなからの最高のプレゼントです。(藤田)


海外から国内へ、都会から地方へ。十年をこえるタイムラグもやってきます。個人じゃ闘えない、その時間差に対抗できるのは論理です。大学ではそれを学びます。


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