Lubuntu32bit版で使っていたIdeaPad206Sだが、アップデートの際にALSA周りのトラブルから音が出なくなる。仕方なしにLubuntu64bit化を試みるのだが、うまくいかない。
内蔵のWi-Fiのアダプタは認識しているようだが、肝心のネットワークにつながらないままインストールは進行する。ネットワークが設定されていないと、このLubuntuのインストーラはGRUBがインストールできないという状態となる。
結果として「何もブートせずにブート待ちシーケンスだけが延々と続く」という間抜けなPCが出来上がる。
64bit版の問題は、このWi-fiのアダプタは認識しているのだが、動作がしていない状態でインストーラができているという事実だ。だから、インストーラが最初に聞いてくる「インストール中にアップデートをダウンロードする」というチェックボックスがチェックできない。
実はかってxubuntuの64bit版で、奇跡的にwi-fiにつながったことがあるのだが、オンラインのアップっデートでカーネルが破綻した。最新のものにすると、確実にカーネルパニックを起こすという事態となり、xubuntuを捨てたという経緯がある。
この内蔵wi-fiの「ハードウェアスイッチが入っていない」問題は、ubuntuサークルの中でも問題になっているらしいのだが、rfkillでロックファイルを殺しても駄目という報告多数。ドライバの実装の問題なんじゃないかと思える。
ALSAの音源問題も、一行に解消しない。逆上しそうな気分である。ubuntuに変えてみるか。変えて問題がなくなると、問題はlubuntuのインストーラやドライバの実装の問題になりそうだ。ほとんど同じでデスクトップの違いだけだと思っていたのに、どうやら違うらしい。困る。