はんかくさいんでないかい。

八つ当たりブログである。だから誤爆はある。錯誤もある。情報の正確性も保証しない。でも、変なことは変だと言いたいのである。

アンダーワールド2

2013年10月04日 | 映画

 主演女優ケイト・ベッキンセールがタイプである。別にヴァンパイアと狼男の闘争には、実は興味が無い。

 ヴァンパイア族と狼男(ライカン)族は、不死の種族である。特にヴァンパイア族の長であるマーカスとライカン族の祖であるウィリアムは兄弟だった、という設定である。

 ヴァンパイア族の過っての長であるビクターは、ヴァンパイア族とライカン族の混血者マイケルによって前作で倒されているのだが、まだマーカスは残されていた。政治的な力量が上だったビクターが、マーカスを押さえ、ライカン討伐のヴァンパイア側の首領となっていたのだが、マーカスは完全に人間に戻れずに狼形態になってしまった弟ウィリアムとの絆を、500年にわたって持ち続けていた。

 ビクターがマイケルとヴァンパイアの暗殺者である主人公のセリーンによって滅ぼされた後、マーカスは復活を遂げる。ヴァンパイア族とライカン族との間で巧妙に立ち回っていたビクターの手先で、マイケルからも逃げ去った裏切りモノのクレイヴンは、冒頭でマーカスに瞬時に殺され、マイケルとセリーンの存在を知る。

 こうしたヴァンパイア族とライカン族との死闘の後始末をしていた謎の集団が現れる。その正体は何か。部下から閣下と呼ばれるその存在は何か。復活したマーカスと、ビクターによって500年以上幽閉されつつたウィリアムの幽閉先はどこか、その手がかりはセリーンとマイケルの手元にある。

 これが「ホラー映画」だと言う意見には与しない。冒険活劇お色気映画である。設定が「不死者」という面妖なものであるだけで、なにやらドラクエの復活の呪文で復活する主人公と同じような感覚で見られる映画でもある。しかも、その不死者の謎が「すべて解明されず」に、ただ、その「不死者の源泉」は提示される。

 主演女優のケイト・ベッキンセールのベッドシーンが印象的である。だから、好みなんだってば。 :-P