平安時代を舞台にしたマンガって、姫君と貴公子のラブロマンスだったり、陰陽師が戦ってたりする物語が多いと思うんですが(・・・あれ? どっちも描いたことがあるような・・・)、
基本的に上流階級、貴族の世界ですよね。
そりゃあ、あれだけ華やかな世界ですからねえ。
出版社の編集さんからも、
「やっぱり十二単で・・・!」とか
「ここで何か貴族の遊びとか儀式・行事をからめて・・・!」
なんてことを、言われました。
もちろん、そういう世界も好きですよ。
でも同時に、平安時代の庶民や下級貴族の暮らし、というものにも興味があります。
いつの時代でもそうですが、庶民は生き生きと働いて暮らしているし、時には犯罪に手を染めることもあるし、ダンナはヨメの尻に敷かれているし。
貴族とは名ばかりの下級貴族たちは、薄給で残業をこなし、やっぱり尻に敷かれてるし(笑)
平安時代の、そんな「普通」の人々にスポットを当てているのが、
「今昔物語」です。
私の愛読書の一冊であります。
成立は12世紀頃。
1000以上の説話がインドの部・中国の部・日本の部の3つに分けられて、
収められているそうです。さすがにまだ全話は読んでいませんが
その説話の中から、現代人にも理解できるものや、私が気に入っている話などを
マンガにして描いてみようと思います。
・・・たぶんこんな企画、商業用では通らない。だったらブログでやっちゃおう。
ほとんど趣味だし!
なので、そのうち始まると思います。(たぶん・・・)
興味があったらのぞいてみてください。
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