なんだか訳のわからない題名ですが
今夜のお客様に「この文字は何?」と聞かれました
怒
嫌
涙
「これは、僕の作品なんですがいわゆる
書家の方のあまり書かない文字を自分なりの解釈をつけて書いたものなんです」という話をさせていただきました。
なぜこの文字を書くのか?という問いに
怒(「ど」とか「怒る」)
あまりい言葉には使われません
でも僕なりに、人は怒る時もあれば怒らないといけない時も
あると思うのです。
怒っている様に見せて実は怒っていない
そんな事を、文字にしてみました
嫌(「いや」ですね)
いやって言ってても実は、そうして欲しかったり
そんな、時ありませんか?特に女性と
その雰囲気は女性との事が多いので
女偏が特徴あるように書きました
涙(なみだ)
涙にも色々ありますよね、悲しい涙やうれしい涙
悔しい涙もあります。
この涙は、僕が心の病気の時
復活した時に、生きてる喜びと感じられる喜びの涙です。
なので、悲しい悲観的な涙ではありません
悔しさでも、無いのです。
生きている事を心底感じた時の涙です。
というような事を端折って話をさせていただきました。
その素敵な女性から「あなたは、否定から始まる言葉を書く人なのかと思いました」といわれました。
そうでは無いのです。
タブーとされている言葉も、書く人の思いで
その言葉に対するイメージを変えられるのではないか
と思い書いてみました。というような事を説明させていただきました。
言葉で書くと、ひとつの意味にしか伝わりませんが
文字でも、言葉と同じように伝わり方があるのではないか
と思い作った作品であるのです。
まあ当時は、だいぶひねくれていたという事だと思うのですが
でもこの、文字の意味を聞いてくれた事に
とってもうれしかったです。