たもちゃんの模型工房

主に私が製作した模型について書こうと思います。

003 2022/08/14 1/35ビルバイPART3 飛べ!ウイングキャリバー②

2022-08-14 12:00:00 | 趣味
(2014年10月〜12月)
  肩部とオーラキャノン。オーラキャノンの基部はレール可動式ではなく可動フレーム式としました。

 設定ではレール可動式のようですし、B社旧プラキットでもレール可動式と解釈されています。実は中学生の時に1/72、1/48ともに作りました。しかしオーラバトラーの背中にレールって唐突というか....。当時も歪な印象を持ったのを覚えています。ちょっと違った解釈をしたいですね。
 あらためてビルバインの背面の設定画を見てみました。確かにレールの様なモノが描き込まれていますが意外とおおらか(?)で、どうとでも解釈できるのではないかと。
 よって誠に勝手ながら『一見レールの様にみえる可動フレームで接合されている』と解釈いたしました!
 ゴメンナサイ(笑)!
 可動フレーム式だとオーラバトラー形態時にオーラキャノンを肩越しに正面に向けやすく、他方ウイングキャリバー形態時にオーラコンバーターごと後方に移動させ全体のフォルムを整えることができます。この辺りはロボット魂版を参考にしています。
 なお、砲身はプラパイプに置き換えてシャープにしました。

ここまでで出来上がったパーツを合わせてみました。

 なんとか変型しそうです。腕部、オーラコンバーター部も一応組み上げていますが、後日更に手を加えていますのでそちらで取り上げます。
 オーラコンバーター部の形状は最後まで悩みました。この時点でも改修してるのですがどうも箱が背中に乗っかっているように見えてしまう。更に先述の可動フレームに干渉し、形の歪さを助長している。もっとセンス良く、羽根っぽく、流線形にならないか?この後何度も作り直しました。

(2015年1月〜2月
 年も明けて下半身に着手。変形のために腰部背面がのけぞる様に可動基部を作成。これによりWG変形の際、機首嘴部が腰に干渉しないで変形できます。


外装は元キットを面ごとにカットし、基部に貼り合わせつつ、形状を整えました。元キットの腰は小さく感じていたので若干大きめにしています。

 股関節は非常に厄介でした。WG時に脚をこの一点で支えなければなりません。キツ過ぎると捻じ切れてしまうし、緩すぎるとWG形態時に脚がへたり込んでしまいます。何度も何度も何度も作り直しました😭。今思えばロック機構とか考えれば良かったですね。


(2015年3月〜5月)
 この時期から脚部の製作です。元キットの脚はラインが流れる様に美しく文句のつけようがありません。素晴らしい!
・・・・が、今回は変形を目標としております。WG形態時に脚の重量を股関節一点で支える事になります。現状では各パーツが重過ぎて股関節で脚部を支えきれません。
 そこでモモとスネのパーツは影響が少ない箇所でバラバラにカットし、中身をくり抜いて軽量化を図り、内部に可動フレームを組み込みました。

[脚部その1:膝]
 変形の要となる膝関節から。元キットの部品を使用しつつ、可動機構は市販のジョイントパーツを使い新造。これにより膝の変形が可能となりました。


[脚部その2:腿]
 一度バラバラにカットして中身をくり抜き、軽量化して再接合。


[脚部その3:足首]
 元のパーツと自作の可動機構を組み合わせました。スネのフレームで膝と足首を連結していますのでこの状態でも自立可能です。



[脚部その4:脛]
 脛部のパーツも内部をくり抜き軽量化しています。そこに脛フレームを固定しました。




『形になりつつあるウイングキャリバー。もう一息か!?』

次回 1/35ビルバインPART3 『気が済むまでとことん』


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