四十雀みたいな小鳥のアーラーは山雀に似た小鳥で顔見知りのスージーが
何をしているか気になり近くの木から様子を伺っていた。
数本の小枝が挿してある回りにはたくさんの木の実が六角の形に並べられて
いて、スージーはそれらの木の実をせっせとそばの穴に入れている。
全て入れ終わると違う穴へ。そちらの穴はすでに木の実がたくさん入っていて、
今度は逆にその穴から木の実を一粒ずつ取り出して挿してある小枝の回りに
やはり六角の形に並べ始めた。
挿してある小枝の本数は9本で六角の形にどんどん並べられる木の実の数は中央の内側から
一回りが6個、二回りが12個、三回りが18個、四回りが24個、五回りが30個、六回りが36個、
七回りが42個、八回りが48個、そして並べている九回りはくわえてる一粒とあわせて26個。
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〇 ●>:スージーがくわえている一粒
※改行などで見辛かったら
出来上がった(一から八回りの)六角形の形ではそれぞれの数字に六をかけた数だけ
木の実が並べられていると分かったアーラーであったが何をしているか、しばらく見ていて
一向にわからない。それで枝を離れ、邪魔にならないくらい近くに着地し、
アーラーがスージーにたずねると木の実の数を数えてると教えてくれた。
最近、海をわたってきた見たことのない鳥の影響で
貯食していた木の実の一部をその鳥があまり行かないエリアに移す作業の一環として行っているとのこと。
(古い)貯食場所から出した木の実を数える前用の穴に入れる。
そこから出した木の実を挿した小枝の回りに六角の形に並べながら数える。
並べ終わった木の実をもう一つの数え終わった用の穴に入れる。
そこから出した木の実を新たな貯食場所に移す。
こうすることで集める・数える・移すの作業を(並列的に)行っているということだった。
ならば今、
スージーがくわえている木の実がいくつ目かアーラーが何気にきくと
(8x8+8)x3+26=242、9×10×11=990という二つの計算をし、
990+242=1232個目と答えるスージー。
今いくつ目か覚えずカウントしていた事実を不思議がるアーラーに
ここ数日、起きて食べて寝るの合間に片手間で数えているだけだから
一つ前がいくつだったかなんて忘れるとスージー。
8や26から242の計算は六角の形に並んでる木の実の数に関係ありそうだし、
9から990の計算は枝の数に関係ありそうだと薄っすら思うアーラー。
つづく
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何をしているか気になり近くの木から様子を伺っていた。
数本の小枝が挿してある回りにはたくさんの木の実が六角の形に並べられて
いて、スージーはそれらの木の実をせっせとそばの穴に入れている。
全て入れ終わると違う穴へ。そちらの穴はすでに木の実がたくさん入っていて、
今度は逆にその穴から木の実を一粒ずつ取り出して挿してある小枝の回りに
やはり六角の形に並べ始めた。
挿してある小枝の本数は9本で六角の形にどんどん並べられる木の実の数は中央の内側から
一回りが6個、二回りが12個、三回りが18個、四回りが24個、五回りが30個、六回りが36個、
七回りが42個、八回りが48個、そして並べている九回りはくわえてる一粒とあわせて26個。
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〇 ●>:スージーがくわえている一粒
※改行などで見辛かったら
出来上がった(一から八回りの)六角形の形ではそれぞれの数字に六をかけた数だけ
木の実が並べられていると分かったアーラーであったが何をしているか、しばらく見ていて
一向にわからない。それで枝を離れ、邪魔にならないくらい近くに着地し、
アーラーがスージーにたずねると木の実の数を数えてると教えてくれた。
最近、海をわたってきた見たことのない鳥の影響で
貯食していた木の実の一部をその鳥があまり行かないエリアに移す作業の一環として行っているとのこと。
(古い)貯食場所から出した木の実を数える前用の穴に入れる。
そこから出した木の実を挿した小枝の回りに六角の形に並べながら数える。
並べ終わった木の実をもう一つの数え終わった用の穴に入れる。
そこから出した木の実を新たな貯食場所に移す。
こうすることで集める・数える・移すの作業を(並列的に)行っているということだった。
ならば今、
スージーがくわえている木の実がいくつ目かアーラーが何気にきくと
(8x8+8)x3+26=242、9×10×11=990という二つの計算をし、
990+242=1232個目と答えるスージー。
今いくつ目か覚えずカウントしていた事実を不思議がるアーラーに
ここ数日、起きて食べて寝るの合間に片手間で数えているだけだから
一つ前がいくつだったかなんて忘れるとスージー。
8や26から242の計算は六角の形に並んでる木の実の数に関係ありそうだし、
9から990の計算は枝の数に関係ありそうだと薄っすら思うアーラー。
つづく
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